国民栄誉賞も受賞した羽生結弦が日本国民から怒りと失望の声が相次いでいます。
発端となったのは、先月29日に東京で行われた『日中国交正常化50周年記念式典』でした。この日は1972年、当時の田中角栄首相が訪中し、日本と中国の国交が正常化してからちょうど50周年にあたる日で、東京では記念のイベントが開かれ、羽生は特別ゲストとして出席しました。
羽生はいきなり「タージャーハオ」と中国語であいさつすると、「本日は、日本と中国の国交が正常化した記念すべき日です。僕は仙台から来たんですが、このような式典に参加できて本当にうれしく思っています」と笑顔でコメントし、他にも、「今年の2月、僕は北京オリンピックに出場するために北京へ行きました。そこで中国の方々の親しみやすさと温かさに触れてきました。とても感動しましたし、皆さんの応援の力に背中を押していただきました」など、見方によっては中国へ媚びたような発言を続けていきます。
その後、「日本と中国は隣り合っているからこそ、もっともっといい関係でありたいですよね」「もっともっといい関係になれるように、これからも僕も、役に立ちたいなというふうに思いました」と友好宣言まで、最後は「あと5時間ほどで51年目の初日を迎えます。これからの50年も、ともに力を合わせて頑張っていきましょう」と述べ、日中の結びつきを強めることを強調しました。
しかし中国といえば、何かと日本への不当な政治干渉を続け、尖閣諸島や沖縄を巡って領土侵攻の野心さえも見せているにもかかわらず、友好の名目で中国に媚びたような発言を繰り返したため、ネット上には、「あまり喜べないお発言」「式典で招待されたから仕方ないのかもしれないけど…」「少しは政治を知ってほしい 知っててしているのなら論外」など、国民からの失望と怒りが相次ぐこととなりました。
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