俳優の松重豊が主演を務めるテレビ東京系ドラマ『孤独のグルメSeason10』が、10月7日からスタートします。ここまで続くドラマの裏側には、松重の努力と素晴らしい気遣いがあるからだと話題になっています。
原作・久住昌之氏、画・谷口ジロー氏の同名人気コミックをドラマ化したシリーズ。輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎(松重)が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマとなっています。主人公の独特な食レポが面白いと人気です。
ドラマでは毎回ガッツリしたメニューを平らげたと思ったら、同じくらいボリュームのある料理を追加注文するなど、松重の見事な食いっぷりも話題。しかし、これは主人公のキャラクターで、松重自身は日頃はどちらかいうと少食だと制作関係者が明かしています。松重は、撮影前日は食事制限をし、当日の朝もヨーグルトを食べるくらいで限界までお腹を空かせているそうです。さらに毎回きれいに食べきって残すことはないそうです。
また「アフターケア」も万全で、食後は整腸剤を飲んで胃に負担をかけないようにしているそうです。撮影後2〜3日は軽めの食事にしたり、日頃からウォーキングなどの運動をしているとか。少食でありながら、ドラマであれだけガッツリ食べられるのにはこんな努力があったのですね。
このドラマは飲食店の協力があってこそ成り立っているが、松重はロケで使用したお店のスタッフからも愛されているようです。松重は撮影したお店をプライベートで利用することも多く、『この前はありがとうございました』とお礼を言って帰るという、素晴らしい気遣いを見せているのです。放送後は毎回大人気になりお客様も増えますし、お店の人も喜んでいるといいます。
テレビには映らないところでの「努力」と「気遣い」も、人気ドラマであり続ける理由の一つかもしれませんね。
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