過去に、園子温監督からの”性被害”を告発した元女優・千葉美裸さんが、2022年12月に都内の自宅にて自死されていた事が発覚し現在話題になっています。
【園子温監督について】
日本のダークやホラー、どこかアングラな作品監督を行っており有名作として、『冷たい熱帯魚』、『新宿スワン』、『リアル鬼ごっこ』(山田悠介主演)などの作品を生み出しています。
また今回の性被害というのは、週刊文春によりますと19年7月、同じ舞台を観劇していて梅川氏と出会った女優に後日、食事の誘いがあり、飲食店での食事をしながら舞台の話などをし、杯を交わすに連れて性的な話題ばかりになってきてしまい、終電が近いので帰ろうとすると、トイレで性的な写真を撮影して送るように強要したといいいます。point 214 | 1
更に別の女優の自宅までついて行き、性行為を断られると、その女優のキャスティングはすでに決まっていたのに、降板させてしまったという話が掲載されており、この記事が掲載され、
2006年に園監督がメガホンを取った「紀子の食卓」で映画デビューを果たし、「蛇にピアス」でブレークを果たしていた吉高由里子さんは自身のインスタグラムにて
《はぁ…なんかそんな件で名前を聞きたくなかった方々が…》《よくない。優越ある地位を利用して 夢に向かう姿を欺くなんて。本当に残念 被害者の方は 名前を見るだけで 深く長く強く苦しむんだから 悲しいや》
と名前は出していないものの、胸中を明かしたし難を逃れたとメディアでは当時報道されていました。
【亡くなった千葉美裸さんについて】
過去報道にて、複数の女優たちが監督や俳優、プロデューサーから性行為を強要されていた過去を詳細に証言し、業界で長年覆い隠されてきた問題に一石を投じてきました。
その一人として映画監督の榊英雄氏による性加害報道を受けて、被害を告白報道が出た後、SNSやブログなどで自らの性被害を告白し、「#MeToo」に連帯した女優たちの一人でした。
Twitterプロフィールには「リユースデザイナー/パーソナルスタイリスト&シングルマザー 元・女優 シンガーソングライター 日本芸能界における性被害者です。心の傷を負った、全ての人に寄り添える自分でありたいです。性被害、ハラスメント、搾取を許しません。SOS B 代表」と記載し、過去2022年3月には「一生消えることのない傷」と題したテーマで赤裸々な性被害を書いたブログが話題となりました。
そんな性被害に立ち向かい、母としても頑張っていた千葉美裸さんですが、文春の有料記事にて、「園子温監督の“性加害”告発女優が〇殺していた」との衝撃のタイトルで掲載されました。
また〇殺であるのであれば、遺書などが残されているのでは?、何よりシングルマザーで子供もいるのでなぜしたのかなど、多くの疑問がもたれます。
この記事に対してネットユーザーの声は
《シャレにならんな…》
《これはひどい》
《本当に〇殺?》
《園おわったな》
などの声があり、芸能界にはまだまだ公開されてない闇も出てくるような印象の世界の為か、ここ最近の芸能人が亡くなった時に出てくる”本当に〇殺か?”の疑いの声や、小さなお子さんがまだいるというのに亡くられたということに悲しみを覚える人が見られました。
またこの性被害関連のことに対して、園子温監督は”性加害の報道内容については事実と異なる点が多く、自分以外の関係者にも迷惑が掛かっていること”を考慮し、現在東京地裁にて”記事の削除要求”の訴訟を東京地方裁判所に起こしている園子温監督。
今後、この訃報記事により、裁判はどのように影響していくのか、また今回赤裸々に書かれたブログから何か見えてくるのか注目です。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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