お笑いコンビ「ゆにばーす」の川瀬名人(34)が23日夜、自身のツイッターを更新しました。反社会的勢力への闇営業問題から発展した吉本興業の一連の騒動で、若手芸人などからギャラ配分等に関して批判が噴出している状況で自身の給料を公表。「吉本興業感謝」とつぶやき、反響を呼んでいます。
ゆにばーすの二人
ゆにばーすは、ツッコミの川瀬さんと、ボケのはらさん(29)で2013年4月に結成した男女コンビです。川瀬さんは以前から「M-1で優勝したら芸人を辞める」と公言するほどで、多くの舞台に立ち続け、実力を磨き、2017年、2018年と2年連続で「M-1グランプリ」の決勝に進出しています。
また相方のはらさんはハスキーボイス、パッツン前髪に太い眉が印象的な女性です。普段の顔とは全く別人に見える「詐欺メイク」が話題になりました。街中でも芸人より「メイクの人」と言われることの方が多いそうです。元々、インスタグラムに「詐欺メイク」写真をUPしていましたが、「この美女がM―1ファイナリスト」という記事になり、「何だこれ?ってアクセスが増えて、1週間で1万人フォロワーが増えた」との事。現在はフォロワーが17万人。「#詐欺メイク」というメイク本も出版し、1万3000部を売り上げた程の腕前の持ち主です。日本三大美容雑誌のひとつ「美的」にモデルとして取材を受けたことも。
給料公表
そんな努力家の二人からなるゆにばーす。川瀬さんはツイッターで「7月の給料は377043円でした」と投稿しました。さらに「楽屋でゴロゴロしながら出番なって10分喋って帰ってきてタピオカミルクティー買いに行って出番なって10分喋ってHuluでアニメ見て出番なって10分喋ってという大変な仕事の日もありましたが」とボヤキつつも、「吉本興業感謝」とつづり、「10万のマットレスと1万の枕を買います」と記したのです。このように毎月、ツイッターで給料を投稿している川瀬さん。6月24日にも「6月の給料は488546円でした。ゴールデンウィーク10連続ライブはもう二度とやらない。やらないしやらせない。大谷翔平くんも使ってるベッドを買おうと思います」とつづっていました。
7月の給料は377043円でした。
楽屋でゴロゴロしながら出番なって10分喋って帰ってきてタピオカミルクティー買いに行って出番なって10分喋ってHuluでアニメ見て出番なって10分喋ってという大変な仕事の日もありましたが
吉本興業感謝。ADVERTISEMENT 10万のマットレスと
1万の枕を買います。— ゆにばーす 川瀬名人 (@UniverMeijin) July 23, 2019
6月の給料は488546円でした。
ゴールデンウィーク10連続ライブはもう二度とやらない。
やらないしやらせない。ADVERTISEMENT 大谷翔平くんも使ってるベッドを買おうと思います。
— ゆにばーす 川瀬名人 (@UniverMeijin) June 24, 2019
これらの投稿に、ネットは「毎月給料つぶやいてくれるところが好きです」「良い会社ですね~」「確か会見では、5:5ですよね?吉本 それでもこんなに貰えるんですね」「いい商売ですよね!やっぱ売れなきゃダメだ」「名人さすがよ。深い深い、素敵」とさまざまな声が寄せられていました。
真っ二つ
最近の吉本興業の件では「若手芸人の給料が少ないゆえに闇営業をしてしまう」というような旨の記事を目にしました。しかし、川瀬さんのような若手でも毎月30万40万はもらっているという事が明らかになりました。川瀬さんのように給料を明かす芸能人はほとんどいませんが、これを目にした人は「ちゃんと貰っている」と解釈した人が多いと思います。吉本興業のやり方をよく思わない芸人もいれば、川瀬さんのように感謝とする芸人もいます。意見はまるで真っ二つです。私たち一般人には分かりきれない世界がまだまだありそうです。