森祐喜さんと聞いてピンとこない人もいるでしょうが、実はこの人は総理大臣を経験したこともある政治家森喜朗さんの息子さんです。森祐喜さんは大学中退後、アメリカに留学し、帰国後は父である森喜朗さんの秘書として仕事を始めていきます。
その後、2006年には自身が石川県議会議員に立候補、初当選を果たしますがその数年後には飲酒運転で大きな事故を起こしています。世間からはこの飲酒運転が大きな話題となりましたが、実際のところはどういった経緯があったのでしょうか?
森祐喜さんの簡単なプロフィール
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森祐喜さんの一家は石川県能美郡では名家とされており、曾祖父と祖父が当時の根上町の町長をつとめていました。
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父である森喜朗さんは世間でも知られている通り、総理大臣にもなったことがある政治家で、森祐喜さんは長年そういった政治に深い関係のある家庭で育ってきたわけです。
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学生時代は玉川学園高等部に進学して勉学に励みますが、成績不良で内部進学ができず、その後東海大学に進学しています。
ただ、そこでも勉学についていけなかったのか、大学は中退してしまったようです。
恵まれた環境でありながら非常にもったいない話ではありますが、その後、森祐喜さんはアメリカに留学して英語学校のプログラムを修了しています。
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父である森喜朗さんの秘書として働きだしたのはこの後からという事になります。
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秘書としての経験を積んだ後は自身も石川県議会議員として活躍していくことになりますが、そんな中で起こったのが2010年の飲酒運転騒動です。
お酒を飲んでいるのにも関わらず車の運転をして、小松市内のコンビニに車ごと突っ込む事故を起こしています。
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現職議員が飲酒運転を起こして大きな問題になりましたが、騒動の責任を取ってか森祐喜さんはその後県議会議員を辞職しています。
けが人がいなかったことだけが不幸中の幸いですが、こればかりは致し方ないでしょうね。
森祐喜さんの突然の死について
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森祐喜さんは2010年の8月に飲酒運転による騒動を理由に議員を辞職しています。
ただ、その数か月後の2010年10月に突然自宅で倒れて入院してしまいました。
一時は心肺停止状態になったとまで言われていましたが、手当を受けて何とか命を取り留めたようです。
もしかすると飲酒運転での騒動がその倒れたきっかけになったのでは?とも噂されていましたが、生死をさまようほどの症状という事は原因は何か別に考えられるかもしれません。
2011年5月ごろから体調を崩して再び金沢市内の病院に入院しますが、その後7月に多臓器不全のために死亡しています。
46歳というとても若い年齢での死に、世間は非常に驚きました。
しかも飲酒運転騒動と議員辞職があってから時間もそう経っていません。
世間の中には大きな印象を残す結果になってしまったようです。
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父親の森喜朗さんはこの件に関してあまり多くを語っていません。
「今は静かに逝かせてやりたい」と語り、葬儀は親族だけの密葬で執り行われました。
最愛の息子を突然亡くしてしまったわけですから、森喜朗さんも非常にショックをうけたのではないでしょうか。
とはいえ、飲酒運転やその逮捕に至るまでの経緯が結局何も語られないままに終わってしまったこの騒動、死人に口なしともいいますし、今となっては誰も真相を突き止める事は出来ません。
まとめ
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森祐喜さんは元石川県議会議員という肩書を持っていますが、父は総理大臣を経験したこともある政治家の森喜朗さんです。森祐喜さんは2010年に飲酒運転で逮捕されたことから、議員を辞職していますが、その後2011年に46歳という若さで亡くなっています。
はからずも飲酒運転や辞職の経緯が語られないままに終わってしまったということになります。さすがに亡くなられた方を悪く言うわけにはいきませんし、真実はそれ以上追及できなくなったというわけです。