来る2月29日に放送される『＃もしかしてしんどい？ ～虐待を考えるキャンペーン特番～』（NHK Eテレ）のナビゲーターに『関ジャニ∞』の横山裕さんが務めることが発表されました！横山さんの今回の起用が〝安易な発想〟ではなく適任だったと言われているようですが…その理由とは！？
同番組は、昨年11月より始まった『＃もしかして…虐待を考えるキャンペーン』のラストを飾る特別番組として放送されました。子育てで親が追い詰められていく心理を描いたドラマや、実際に子どもが児童相談所に保護された夫婦のドキュメンタリー、託児所の取材VTRなどがこの2月、総合・Eテレ・ラジオとNHKのあらゆるメディアにて、さまざまな番組が放送される予定。point 232 | 1
さらに、一連の番組を通じて親たちが感じている息苦しさにも迫り、全国でも先進的な自治体の取り組み等も紹介していく予定だそうです。
29日放送の特番はこれらの集大成となっており、テーマ「今、日本の子育てに何が起きているのか？」とし、子どもだけでなく、親も「助けて」と言える社会になるためにできることを考える内容となっているようです。
今回このような番組を人気グループである「関ジャニ」メンバーを利用し、一見すると、番組やプロジェクトの注目度アップを狙った起用と思われますが、ナビゲーターを務める横山さんは家庭環境が複雑な生い立ちを経験しているのです….。
横山さんが3歳のときに両親が離婚。母親のもとへ引き取られました。その後、再婚して弟2人が生まれましたが、義理の父からはDVを受けていたようです。
そのため、横山さんのみ祖父母のもとへ預けられて別居した時期もあったそう。そして、その祖父を亡くしてしばらくすると、横山さんは祖父への感謝を込めた楽曲の制作を開始します。
この曲をせめて祖母には聞かせようとしますが、完成に間に合わず祖母も他界。2010年にはソロコンサートの開演直前に母親も急逝してしまいます…。こうしたエピソードは、これまで自身のラジオ番組『レコメン！』（文化放送）や『A-studio』（TBS系）、新聞インタビュー等で明かしており、ファンの間では有名な話となっています。
横山さんが母や祖父・祖母への思いをつづった歌は、アルバム『PUZZLE』の『413man』や『KJ1 F・T・O』の『オニギシ』に収録されており、聞くことができます。
ジャニーズといえば、俳優の2世や官僚の息子、作詞家の息子、などなど、温室育ちのボンボンも多いようですが、一方で、ドラマのような波乱に満ちた家庭に生まれた者もいるのです。そんな環境から、今では多くのファンを集め活躍している横山さん。今後の活躍にも大いに期待したいものですね！