去る 10月1日に、大々的な告知もなくひっそりと開設された『やぐてじチャンネル』と名付けられた YouTubeチャンネルは、プライベートでも仲がいい 矢口真里と手島優が 2人で運営中。
多くのタレントがYouTubeに参戦する昨今、テレビ番組のスタッフが制作する本格的な動画をアップする芸能人も少なくない中、2人であまりにも手作り感あふれる公式チャンネルを開設し、ひそかに話題になっているというのですが…。
「1本目にアップされたのは、2人が公園で鉄棒をやって、その後ベンチに座っておにぎりを食べるだけという動画でした。YouTubeっぽい効果音や編集もほとんどなく、ちょろっとテロップが入る程度で、とにかくチープなんですよ。機材も揃っていないのか、鉄棒をしている2人の話し声もほとんど聞こえません。これはこれで、なかなか衝撃的な動画です」(テレビ局関係者)
どうやら編集も自分たちで行っているようで、そういう意味では“素人クオリティー”であるのも仕方ないことでしょう。
「宣伝もしていないので、チャンネル登録者数も開設から 約14日で 4400人程度。10月15日現在、動画は 5本上がっていますが、再生回数は合計で 5万回くらいです。はっきり言って、まったくバズっていません。そもそもバズらせようという気概がないチャンネルなので当然なのですが、ただ“これこそが 本当にテレビではできない企画なんじゃないか”という声もあがっており、逆に注目する関係者も多くなりそうです」(同)
多くの芸能人が 公式YouTubeチャンネルを開設し始めたことにより、“YouTubeのテレビ化”が進んでいる中でも、この『やぐてじチャンネル』は、その流れに完全に逆行しているのともいえそうなのです。
『やぐてじチャンネル』は YouTubeで人気を得ようとも思ってない⁉
「YouTubeのほうがテレビよりも過激だと言われていますが、それはあくまでもYouTuberや 素人チャンネルの話。有名人のYouTubeチャンネルに限っては、過激さという意味ではテレビもYouTubeもそんなに変わらない。それどころか、たとえば男性でも 乳首がNGなどといったように、YouTubeのほうが規制が厳しい部分も少なくない。YouTubeは決して自由な場ではないんです。しかも、再生回数で露骨に評価されるので、“本当は人気がない”ということが露呈されてしまうデメリットもある。
その一方で、この『やぐてじチャンネル』は、そもそもYouTubeで人気を得ようとも思っておらず、バズるために攻めることをやる必要もない。再生回数は少なくて当たり前というスタンスなので、人気がなくても傷つかない。ほぼほぼプライベートの動画をアップするだけというような使い方に見える。本人たちがただ楽しむだけのものという意味で、もっとも正しいSNSの活用法とさえ言える。あまりにもマス向けになった芸能人YouTubeに対するカウンターとも言えるのでは…⁉。“私もこれくらいゆるく動画をアップしたい”と羨ましがる芸能人も少なくないはずです」(ネットメディア関係者)
最近は 芸能人が SNSなどで 誹謗中傷を受けるケースも多いようですが、この『やぐてじチャンネル』のようなゆるすぎるくらいの楽しみ方であれば、自らに対する息抜きや癒やしとなり得ると言えるでしょう。金儲けとはかけ離れたYouTubeの活用法として、影響を受ける有名人らも出てくるかも…⁉ 今後のこの二人のマイペースなチャンネル展開に さらなる注目が集まりそうです。
このゆる〜い感じが2人に合ってて楽しい⁉ YouTubeってこうじゃないと…
この『やぐてじチャンネル』には、毎回少しづつ 多くのコメントがよせられているようですが…
《すげーな。芸能人感ゼロだ… 編集がひどいけど、ほのぼのしてるのがいい 》
《 このゆる〜い感じが2人に合ってて、このままでいてほしい。楽しい… 》
《こういうのはライフログって言うんだろうなー。テレビ的なものと日常の中間ぐらいのもの。マッサージで云う「痛気持ちいい」ぐらいの塩梅が頭からっぽになるのにちょうどいい 》
《いつか有吉さんがこのチャンネルの感想を言ってくれるのを楽しみにしてます。僕はこのチャンネル大好きです!YouTubeってこうじゃないとですね 》
等など、やはり 緩さが魅力のチャンネルだと称賛のコメントが多くよせられているようでした。