最近は若者が草食化しているといいます。草食からさらに進んで、絶食を危惧する人もいるそうです。若者の恋愛離れが懸念され、もはや「絶食世代」ともいわれ、あらゆるメディアに取りあげられているこの現象。性〇渉の経験がない18~34歳の男性は42%で、女性は44%。35~39歳では男性が26%、女性が33%に上るそうです。
合コン離れと理由
そんな中、合コン離れも増えているそうです。なんと20代の約半数にあたる47.
1%が「合コン離れ」を自覚しているようです。しかも、71.
3%もの人が合コンに「参加したくない」と回答していのです。恋愛離れというか、恋愛に発展しそうな合コンさえ参加したくないという結果が出ているのだから、驚きです。この現象についてSNSでもかなり話題になっているようで、「なんなの。今の若者コンパしないの。。。」「合コンとか都市伝説」「若者の合コン離れだと……?」と驚きの声が多く上がっているようでした。
では一体その理由とは何なのでしょうか。理由としては、「初対面の人と話すのが苦手だから」(46.
0%)がトップ。次いで、「お金がかかるから」(37. 3%)、「盛り上がるようなトークが苦手だから」(35. 6%)となっています。トップの理由を見ると、コミュニケーションを取ることに煩わしさを感じる若者が多いようです。3位を見てもそんな感じだと伺えますね。また「当たり外れ大きい」、「特に何も起きなかった」とかなり冷めた意見が見られました。なるべく効率よく出会いを求める人が多いなか、どういう人が来るかわからない合コンはまどこっろしいのかもしれません。さらに「コスパが悪い」という意見も多く、「先が読めない恋愛をするより、確実に会いに行けるアキバ系のアイドルや声優の方がいい」という声や、金銭面だけでなく、時間や労力・精神的負担なども含まれるため、恋愛や人間関係においてもコスパが求められるようです。
出会いの場の変化
合コン離れの若者は一体何で出会いを求めているのでしょうか。アンケート調査結果によると、仕事関係…61%、アプリ…44%、女友達の紹介…39%、合コン…30%、男友達の紹介…28%と、現代社会らしいアプリというものが2位にランクインしていました。
年収や年齢、居住地などの条件をかけて検索すると、数秒で条件にマッチした人を日本全国の会員からアクセスできる手軽さです。この選択肢の「広さ」は合コンにはないメリットであり、マッチングアプリの強みそのものだと言えるでしょう。中でも「Tinder」というアプリが人気のようで、異性の写真を気に入ったら右にスワイプし、気に入らなかったら左にスワイプします。ハートかバツマークをタップし、1日1回しか使えない「スーパーライク」(星マーク)をするとマッチング率が高くなる仕様になっています。
一昔前は合コンのという出会いの場をよく見かけましたが、今の若者にはそれよりももっと手軽に自分の好みの異性を見つける手段があることで効率よく動けているという事でしょう。このような出会いをきっかけに少しでも恋愛離れが減少したらいいと思います。
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