「泣けばいいと思ってんじゃねーよこの野郎!」そんな信じられないような言葉を1歳児に向けて日常的に叱責していたのは、保育施設の保育士です。
”この保育施設では日常的に虐待が起きている”と告発したのは、臨時職員の方でした。
その虐待の実態はどのようなものだったのでしょうか?
泣き叫ぶ幼児に怒鳴る女性職員
告発されたのは東京・足立区にある24時間営業の認可保育施設でした。
虐待をしていたのは28歳の園長と27歳の保育士です。
「笑ってんだけど! 超ムカつく!」
「いらないの、そんな子は!」
「どういう教育受けてんだよお前は全く」
虐待は、そのような言葉を幼児に怒鳴りかけるという、保育士とは思えないようなものでした。
「このままでは園児達の心に傷が、、、」
告発者である臨時職員の女性は、「このままでは園児達の心に一生消えない傷が残ります。そして最悪死亡事故が起きてしまうかもしれない。一刻も早く園児達を救いたい。」という気持ちで告発に至ったそうです。
この保育施設が開園したのは2001年のことでした。当時は子供好きの夫婦が経営しており、地域からも親しまれている施設でした。
しかし、2016年に夫婦が体調不良を理由に施設を去ることになり、現社長が経営を引き継ぎました。
この社長は施設の経営以外にも、工事を行う会社、飲食店などを経営しており、施設に顔を出すことはほとんどなかったと言います。
保護者の間で評判が良かったという園長
園長である女性は、保育士資格を持っていますが保育施設で実際に働くのは初めてでした。
しかし、社長の知り合いということから園長として勤めていました。
保護者の間では”物腰が柔らかく、いい園長先生”という印象だったと言います。
しかし、園長の学生時代の友人である保育士の女性が働き始めたころから、二人の虐待が始まりました。
当たり前の養護さえも放置していた
臨時職員の女性が一歳の園児を抱き上げるとオムツがおしっこでビショビショになっており、オムツかぶれでお尻の皮が向けてしまっていたそうです。
そこで、園長に確認すると
「そういえばお母さんからおむつかぶれの薬をつけてるって聞いた。でも園では塗らなくていい。」
と人ごとのように言い放ったそうです。
驚くことに朝から一度もオムツを替えていないとも言っていたそうです。
信じられない虐待の内容
おやつであるスイカを食べない園児の頭を押さえつける
食べるのが遅い園児を暗い部屋に一人で置いていく。
小さい子供は、食べ物を詰まらせる可能性があるので、一人での食事は危険です。
しかし、園児を介助しようとした臨時職員の女性に対して、保育士の女性は「やらなくていいから!他の仕事やって!」と言い放ったそうです。
昼寝から早く起きた園児をバインダーで叩く、園児を侮辱的な意味を含んだ名前で呼ぶ。
恐怖のお仕置きベッド
柵のついたベッドは園児のお仕置き用として使用されていました。
長い時には1時間も放置することもありました。
さらに、ベッドの上から布団をかぶせ、園児の視界を遮るようなこともありました。
まとめ
幼少期の記憶は、具体的なことは覚えていなくとも、少なからずトラウマとして残ります。
子供にとってどんな悪影響が及ぶか学んでいるはずの保育士が自ら虐待をすることはとても許しがたいことです。