2020年11月30日放送の『グッとラック！』（TBS系）に元政治家・橋下徹氏が出演。同番組では28日から始まった東京都の時短要請について特集していたのですが、その中での橋下氏のコメントに注目が集まっています！
東京都では新型コロナウイルスの感染拡大を受け、28日から酒類を提供する飲食店などに対し、3回目となる時短要請を行いました。
しかし、この時短要請について番組が都内100件の飲食店に調査を行なったところ、44店が自粛要請に応じないと回答。
自粛要請された時間帯が「結構な売り上げのキャパなんで、そこ逃したら本当に潰れる」と、取材に応じた店舗は悲鳴をあげていました。
さらに都内の一部店舗では、協力金として給付される40万円では、1ヶ月分の家賃すら払えないとの声も…。
橋下氏は、時短要請について「元知事の立場からは、要請にしたがってほしいということは当然なんですけど、国民の立場からしたら応じなくていいと思います。今の段階は」「もちろん、余裕があるところは応じたらいいんですけど、生活を犠牲にしてまで応じる必要はない」と持論を展開。
橋下氏のコメントに対して視聴者からは次のような賛否の声が寄せられています！
「確かに、無理に応じる必要はないよな」
「生活を取るべきだよ」
「橋下さん、言い過ぎな気がする」
「少なからず、テレビで応じなくていいって言うのはどうかと思うな」
またスタジオでは橋下氏の意見に元TBS解説委員で流通経済大教授の龍崎孝氏が反論。
「橋下さんのような方が『応じなくていい』とおっしゃられると、それに影響されて『(時短することなど)やめよう』という方もたくさんいらっしゃる」「橋下さんにはもうちょっと穏やかに言ってほしい」と求めました。
すると、ここから橋下氏VS龍崎氏のバトルが勃発する一幕が！
龍崎氏も補償制度の問題点を挙げながらも、「時短要請を受け入れたら生活できないことと、こんな要請を聞く必要はないということは別」と指摘。
すると橋下氏は、以前、龍崎氏が抗議行動の1つであるデモが“政治を動かす原動力”と言っていたことを取り上げ、「なんでこういう時だけ、『従え』って言うんですか？」と投げかけました。
龍崎氏は「従えとは言ってないです」「私が言いたいのは橋下さんが、(国民を)煽るなと言っているんです」と語気を強めました。
すると、ここからしばらく2人の「煽った」「煽っていない」のやり取りが続くことに…。
共演者がみな口が挟めない状態が続いたのですが、MCの立川志らくさんがここで「龍崎さんも橋下さんも、2人とも、煽り野郎なんですよ」とピシャリ。言い合っていた2人は思わず笑ってしまい、その場をおさめていました。
いずれにしても3回目となる時短要請で感染を減らすことは出来るのでしょうか…。