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まだ使える!シリカゲルを上手に再利用しよう!


写真:item.rakuten.co.jp

お菓子や海苔などの食品の袋には、湿気を防ぐための乾燥剤が入っています。「何かに使えそう」と思っても、捨ててしまう方がほとんどではないでしょうか?実は、シリカゲルなどの乾燥剤は工夫次第で再利用できます。
そこで、シリカゲルの再利用の方法をお伝えします。

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写真:monotaro.com

◼︎シリカゲルを再生する方法

シリカゲルは、成分のほとんどが二酸化ケイ素で、水分を吸着して空気を乾燥させています。また、細かい気孔があるため臭いを吸い取り除去する働きもあり消臭の効果も高いものです。水分を吸収したシリカゲルは、加熱することで水分を外に出すため吸湿機能を取り戻します。そのため再利用することが可能です。
シリカゲルは、袋から開けて弱火のフライパンでゆっくり加熱し、シリカゲルの色が全体定期に青色になったら火を止めます。その後、粗熱をとったら密閉容器に保存し、使う時は不織布のパックなどに入れます。
加熱する時には、電子レンジだと破裂する危険があります。安全性を考慮しフライパンで加熱するようにしましょう。point 371 | 1

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写真:askul.co.jp

◼︎どんなことに使える?

再生したシリカゲルの袋は、砂糖や塩などの調味料、小麦粉や粉末のコーヒーなどに入れておくことができます。湿気で固まってしまった砂糖などの調味料も、再生したシリカゲルの袋を入れておくとシリカゲルの吸湿効果によってサラサラになります。
海苔などは再生したシリカゲルの袋と一緒に保存袋にいれておくと良いでしょう。
また、消臭効果も優れているので、下駄箱やクローゼットにも使えます。下駄箱には袋に入れずに、小皿やガラス瓶などにそのまま入れても
良いですね。雨で濡れた靴や、蒸れやすい革靴やブーツなどにシューキーパーと一緒に使うのもおすすめです。point 340 | 1

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写真:torendohanako797.com

◼︎シリカゲルを再生する時に注意すること

シリカゲルを再生する時に、フライパンで加熱する時には温度に注意しましょう。強火で熱してしまうとシリカゲルが焦げてしまい、吸湿効果が再生したかどうか確認することが難しくなります。そうなった場合は廃棄するしかないため、加熱する時は焦がさないように気をつけましょう。
シリカゲルは熱を持っている時に水分を外に出しています。そのため、粗熱をとって完全に冷める前に密閉容器に入れるタイミングも大切です。point 288 | 1

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写真:cuoca.com

◼︎安全を確保して再利用しましょう!

乾燥剤の中でもシリカゲルは再利用しやすいものです。手軽に再生できますが、再生する作業の際は誤って吸い込んだり飲み込んだりしないようにマスクなどを着用し安全を確保して行いましょう。小さいお子さんが近くにいる場合は、特に注意が必要です。
シリカゲルは捨てる前に、もう一度再利用することで上手に長持ちさせることができます。

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