闇営業で反社会的勢力の会合に出席し、金銭授受があったことで謹慎処分を受けていた吉本興業のタレントの「2700」の常道裕史(36)と八十島宏行(35)が19日、東京・新宿の「ルミネtheよしもと」の正午の公演で復帰を果たしました。
2700の2人は闇営業芸人の中でも復帰トップバッターになったことで、復帰を待ち望んでいたファンからは大きな歓声が飛び交いました。
2700の2人が登場すると観客は歓迎の拍手だったといいます。
観客の前に登場した八十島はちょっと戸惑いながら、
「お久しぶりでございます。色々と御迷惑をおかけしました」と謝罪。
コントをやろうと2人で決めたがツネがひじネタをやりたいと希望し、間にひじネタを織り交ぜました。
また、恋人のネタで途中には「もう闇営業行くなよ」など騒動を思わせる自虐コメントで会場を笑わせ、無事に舞台復帰を果たしました。
「2700」は「雨上がり決死隊」宮迫博之(45)らと特殊詐欺グループの会合に出席したことで6月24日に謹慎処分を受けていました。
さらには別の暴力団関係者の会合に出席したことが判明した同月27日に無期限謹慎となっており、今月9日に19日付で謹慎処分が解除されることが決まっていました。
また他の闇営業で謹慎中になっていた芸人らも、7月末から自主的に社会貢献活動として都内の繁華街などの清掃活動を行うなど、復帰に向けて準備を進めてきました。
その活動後の流れで、今月16日には大阪の、翌17日には東京の劇場を訪れ関係者、先輩・後輩タレントに騒動のおわびをしていたことでも話題になっていました。
謹慎処分を受けていた芸人らの復帰にネット上からはこんなコメントが寄せられています。
「気を引き締めて、頑張ってほしいです!
ただ、宮迫さんの金銭授与した事を伏せようと指示した事は別問題だと思います。
別軸でしっかり検証・再発防止に取り組む必要があるので
慎重に事を進めるべきかと考えます」
「吉本の仕事では食えないから闇営業に手を出したのに舞台復帰したからといって丸く収まる話じゃない
特にツネは収入の柱の不動産会社をクビになってしまい稼ぎの大半を失ってこれからどうやって家族を養うのか
最低限の収入を維持出来ない芸人はきっぱり引導を渡して正業につけるように吉本は考える必要があり抱えるならちゃんと仕事を与えるべきだ」