7月14日にNHKで放送された「大相撲名古屋場所」に、吉田沙保里さんがゲスト出演。
吉田沙保里さんの相撲解説がネットで話題になっており、「さすが霊長類最強!」との声があがっているそうです。吉田さんの相撲解説は果たしてどんな解説だったというのでしょうか?!
吉田沙保里さんが注目を集めたのは、大関高安と玉鷲の取組の場面でした。
高安は押し倒しで玉鷲を破るも、勝敗が決まった瞬間、左腕を右手で押さえ、数秒間かがんだ姿勢で止まりました。すると、吉田さんは「ちょっと痛そうですね」、「そこの時にひねったのかな」などとつぶやくように話しました。
画面ではすぐにスロー映像が再生され、玉鷲の右手が高安の左手にかぶさるようになる場面が流れると、押し倒しが決まった瞬間をスローモーションでリプレイ映像で見た吉田さんは「ここでちょっと肘が入ったのかな。あ、これですね。入ってますね」ときっぱり発言します。
続けて、「今は多分アドレナリンが出たりとかしているんで、そんなに、痛いのは痛いんでしょうけど、だんだん痛みが出てきますので、すぐに冷やしたりして、治療したほうがいいかもしれない。体重が重たいぶん、かかる圧力がすごい大きいので、結構ちょっとひじが入ってたような気がしますね」と、アスリートとしての素晴らしい分析。
これにはネット上からも「動体視力も半端ない」「恐ろしくはやい見極め」「さすが霊長類最強は格が違った」といった、称賛の声が続出…..!!!
また、同日、吉田さんが取組にからめながら自身の経験を語る場面もあり、
吉田さんは、山本聖子選手を倒さないとオリンピックに出られないと考えていたころをこう振り返りました。
「自分のスピードだったり自分のタックルを生かして、そこを伸ばして、自分の弱いところももちろん、なかなか弱い部分は人間って鍛えにくいんですけど、嫌なんですけど、嫌な部分をしっかり鍛え抜いて頑張りましたね」
この発言には、相撲解説の舞の海秀平さんも感心したといい、
「今日は、若い力士たちに対する、色んな参考になるアドバイスがたくさんありますね。嫌なところを鍛えなければいけないというのはかなり大事なところかなと思いますね」とコメントを残しました。
レスリングを引退後、タレント活動でも幅広く活躍している吉田沙保里さん。
相撲解説では自身の経験を語ったり、素早い見極めで解説をしていました。今後もスポーツ解説など、どんどんチャレンジしてもらいたいですね!