女優の米倉涼子(43)が22日放送のTBS系「1番だけが知っているSP」に出演しました。インターネットで自身について“エゴサーチ”をしてしまうのだそう。さらに、心無いコメントに傷ついていた過去を明かしました。
そもそも、エゴサーチとは自分の名前やハンドルネーム、サイト名、社名などを検索エンジンを使って検索し、他者による評価を調べる行為のことで、エゴサーフィンとも言われます。
しかし、事実ではないことにも誹謗中傷されたり、個人情報などが書かれたりする場合がり、それらを過剰に反応してしまうことで心を病んでしまうことが多い行為でもあります。point 219 | 1
視聴率女王の重圧
主演ドラマの視聴率が毎回20%を超えることから「視聴率女王」とのあだ名が付けられた米倉涼子さん。それでも「自分には荷が重い。でも、自分が嫌だって言ったってどうにもならないから。最初は本当に抵抗ありましたよ」と話しています。
「私、SNSとか結構見ちゃうんですよね」と、エゴサーチをしていることも告白しました。「楽しかったって言ってくださる方もいます」と応援する声がある一方、「芝居が上手いわけじゃないよね、なんか劣化したよね、とか」と、辛らつな声もあるとのことです。また、「私、米倉涼子だって言われるより、大門未知子だって言われることのほうが多いんですよね」と代表作「ドクターX」で演じる名前で周りから呼ばれているそうで、役のイメージから脱却できていないと話しました。「それ(大門未知子)以外の役をやった時、それしかできないよねとか」といった厳しい声もあり、傷ついたこともあったと打ち明けました。point 341 | 1
しかし、米倉涼子さんは「でも、そういうのも慣れました」と毅然と話す中、常にヒットを求められることには「プレッシャーはいつも同じよう感じている」と本音を溢しました。さらに、「ドクターXをやる時は“絶対に(高視聴率を)とらないといけないの?”みたいな。他の番組で低いと“残念”って言われ…。遊ばれてるなっているのはありますね」と周囲の期待に対する率直な思いも吐露した。point 241 | 1
米倉涼子が脅威と感じる女優
そんな米倉涼子さんが、脅威に感じる女優として挙げたのが15歳年下の黒木華さん。過去に共演した経験もあることから「大人げなく対抗心が沸いてしまう」と意識する存在であることを明かしました。さらに、「全く違う動物として見てました。人間なんですけど、種類が違う人間」とその演技力を評価しました。
プロフィール
米倉涼子
1992年「第6回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞。1993~1999年までモデルとして活躍。2004年テレビ朝日ドラマ「松本清張 黒革の手帖」では悪女役を演じて好評を博す。また、2012年テレビ朝日ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」では型破りな外科医を演じ、以降人気シリーズに。映画では、2001年「ダンボールハウスガール」、2002年「GUN CRAZY 復讐の荒野」などに出演。舞台では、2006年「黒革の手帖」の他、2010年「CHICAGO」などに出演。point 309 | 1
黒木華
高校で演劇部に所属し、京都造形芸術大学に進学。在学中の09年から、劇作家で演出家の野田秀樹が主宰するワークショップに参加、NODA・MAP公演「ザ・キャラクター」(10)のオーディションに合格し、初舞台を踏む。NODA・MAP番外公演「表に出ろいっ!」(10)ではヒロインの座を勝ち取り、中村勘三郎と野田秀樹との3人芝居に挑戦。その後、NODA・MAP第16回公演「南へ」、阿佐ヶ谷スパイダース「荒野に立つ」、蜷川幸雄演出「あゝ、荒野」(すべて11)に参加し、演劇界の期待の新人として注目を集める。11年、松本佳奈、中村佳代共同監督「東京オアシス」で映画デビューを果たし、以降「草原の椅子」や「舟を編む」(ともに13)などに出演、。「シャニダールの花」(12)では映画初主演を務めた。山田洋次監督の「小さいおうち」(14)では、昭和初期の東京郊外の家に住み込みで働く女性を好演し、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞。TVドラマでは、「リーガルハイ」(13)やNHK連続テレビ小説「花子とアン」(14)などに出演する。point 526 | 1