現在の相撲界では日本人力士はもちろん、外国人力士も多く活躍していますが、特にモンゴル出身の力士の強さは注目されています。
モンゴル出身の力士は今まで何人も活躍してきましたが、その中でも代表的な存在といえば、横綱・白鵬の名前を挙げる人は多いのではないでしょうか。
横綱について
大横綱として現在も記録を伸ばし続けている横綱ですが、入門当初はあまり期待されていなかったと言われています。
2000年に力士になるために宮城野部屋に入門しますが、当時は今と違い、体も貧弱なこともあり、あまり期待されていない存在でした。
そして入門から2年半も一度も帰省することなく努力を続け、どんどんと力をつけていきます。
そして2004年には新入幕となりますが、これは史上4番目の早さというスピード出世で、2007年には69代目の横綱に昇進しています。
白鵬の強さはもちろんですが、力士の奥さんは美人が多く、横綱の奥さんはどんな人かと気になる人も多いのではないでしょうか。
横綱の妻は和田沙代子さん
横綱の妻は和田沙代子さんで、徳島県徳島市の出身です。
和服も似合う美人としても評判で、夫婦仲が良いことでも知られています。
そして、和田沙代子は横綱の妻になるまでは何をしていた人なのか、なぜ知り合うこととなったのか、その馴れ初めも気になるところです。
まず、和田沙代子の家庭は父が有名な実業家であったこともありお嬢様として育っていますが、スポーツの才能にも恵まれており、ローラースケートのフィギュアスケートの選手でした。
その実力も相当なもので、パシフィック国際選手権でも銀メダルを獲得し、これは当時日本人としては最高記録だったとのことです。
では、まったく接点がないと思われる力士とローラースケート選手がどうやって知り合ったのかということとなりますが、和田沙代子の父親がモンゴル人横綱の朝青龍の後援会会長であったこともあり、力士の集まるパーティーによく参加していましたが、娘の沙代子さんもそうしたパーティーに出席しており、白鵬と隣同士の席になったことが知り合ったきっかけとされています。
年齢は横綱の一歳年上で、結婚まで3年の交際期間がありました。
そして、このときに横綱が沙代子さんに一目ぼれし、メールアドレス交換などを行い、交際に発展していったようです。
台このときに二人の仲を取り持ったのが70代横綱となった日馬富士関でした。
この当時彼女はまだ大学生でしたが、2007年に妊娠が発覚し結婚に至ります。
そして、意外にも二人とも初めての恋愛だったとのことでした。
2007年には長女、2008年には長男、2011年には次女も誕生し、子供にも恵まれました。
結婚式はすぐに行われたわけではなく、2010年に明治神宮で挙式を行い、その後都内のホテルで結婚披露宴、記者会見を行いました。
そして、2014年には横綱が優勝会見を行わなかったことで、様々な憶測が飛び交いましたが、実はこのとき、妻の沙代子さんは流産しており会見を行わなかったのも妻を気遣ってのことでした。
横綱白鵬の活躍
結婚後も白鵬は活躍を続け、幕内最高優勝記録も39回を記録し、ギネス世界記録ともなっています。
華々しい活躍で注目されることはもちろん、マスコミに叩かれることもあり、記憶に新しいところでは2015年の記者会見に一時間遅れ審判を批判する発言をし、これが問題視されたこともありました。
現在も横綱として相撲界に君臨していますが、やはり年齢的な衰えも見え始め、2017年の9月の大相撲秋場所は左膝痛により全休となりました。
現在は復活に向けて調整を続けているようで、今後もまだまだ活躍してくれるのではないでしょうか。
怪我には十分気をつけて、今後も相撲界を引っ張っていってほしいものです