8日、『ABEMA的ニュースショー』に前東京都知事で国際政治学者の舛添要一さんが生出演し、菅首相が広島の原爆死没者慰霊式・平和祈念式でのあいさつの一部を読み飛ばした原因について「ありえない」と話しました。
6日に行われた広島の原爆死没者慰霊式・平和祈念式のあいさつで菅首相は“唯一の戦争被爆国”など肝心な部分を読み飛ばす大失態を犯しました。
政府関係者は、ミスの原因について、「のりが予定外の場所に付着し原稿がめくれない状態になっていた」と釈明しました。
これに対し、舛添さんは自身が厚労相を務めていたころ、“原爆の日”に広島・長崎を訪れていたことを明かし、「めちゃくちゃ暑いです。喪服を着ている。ボーッとして疲れちゃうの分かるんだけど、ちょっとあれはないよな」と気持ちを語りました。
原稿が複数枚の紙をつなぎ合わせ、蛇腹状になっていたことに対し「それがのりでひっついていたってことはありえなくて。直前に見ますよ、何かあったらいけないから」「やる前に私なんか、もう一度全部見ておかしくないかと確認してから喋るんで」と続けました。
さらに、「のりが本当についていたら、アドリブで入れますよ」とも話しました。
菅首相が相当疲れているんだろうとした上で、舛添さんは「周りがね、総理が疲れているなって思ったら、秘書官がのりでついていないかの確認くらいやらなきゃ、周りが働いていないですよ」と話しました。
番組MCの千原ジュニアが「我々の感覚では本番前に1回下読みするんちゃうのってね」と話したことに対し、舛添氏は「我々の台本と一緒ですよ」と応じました。