『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の年末特番『笑ってはいけないシリーズ』の放送が急死されることが明らかとなり、ネット上では大きな波紋を呼んでいます。同番組に代わって、今年の大晦日は6時間にわたって『絶対笑って年越したい!笑う大晦日(仮題)』を生放送することが明らかになりました。
2006年から15年にわたって放送され、大みそかの定番となっていた「笑ってはいけない」は、笑いの刺客にダウンタウン、ココリコ、月亭方正さんらが思わず笑ってしまい、お尻をたたかれる構図で、10年からは11年連続で民放1位の視聴率を記録していました。
しかし、昨年で15年の節目を迎えたことで放送休止が決定したそうで、日本テレビ情報制作局の合田伊知郎プロデューサーは、「『笑ってはいけない』も昨年大晦日の放送で15年。つきましては、これを節目に、『笑ってはいけない』を休止したいと思います。ダウンタウンさん、メンバーの皆さんには、ゆっくりお尻を休めていただきたいと思っております」などと明かしています。
なお、今年は「笑ってはいけない」のDNAを受け継ぐ、新コンセプトのお笑い特番を生放送するとのことで、合田プロデューサーは「今年は“笑ってはいけない”ではなく、“笑ってもイイ大みそか”ということで、6時間笑いっぱなしになるような豪華なお笑い祭りをお届けする予定です。お尻ではなく、笑いすぎておなかが痛くなるような年越し番組にしたいと思っています」と説明しています。
番組の出演者や企画詳細などは随時発表していくとのことです。ちなみに、8月末にBPO(放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会が「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」について審議入りすることを公表したが、同局関係者は「笑ってはいけない」の休止とは関係がないと明かしています。
『笑ってはいけないシリーズ』は放送休止となるものの、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の放送予定に変更はないとのことではありますが、年末恒例の番組が休止となったことで視聴者やファンからは様々な声が上がっており、「そりゃ去年の渡部のネタバレで松本がキレたからな しゃーない」
「年末の風物詩がなくなるのか…時代の流れにしては、さみしすぎる。」「しょうがない。BPOもあるけど出演者の高齢化やコロナ禍が原因かな」「コロナ禍によるものなのか、人が痛がる姿を笑いにする事を問題視する動きによるものなのか。」などと様々な声があがっています。ガキ使メンバーの高齢化やマンネリ化などもあって、以前に比べて笑える場面が減ったとの指摘も少なくなかったので、休止となったのにはこうした背景もあるかもしれませんね…。
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