昨年5月、未成年女性との不祥事行為が発覚したことにより、ジャニーズ事務所を退所した元TOKIOの山口達也(47)が、8月29日発売の女性セブンで独占告白しました。
山口がメディアの前で語るのは、約1年4か月ぶりとなり、多くの方から注目されています。
「酒を飲んでいておぼえていない。そういうことをしたかもしれない」
警視庁の取り調べに対し、こう供述したのはジャニーズの人気グループTOKIOのメンバー、山口でした。
昨年2月、山口が港区の自宅マンションで女子高生に無理やりキスをするなどしたとして、警視庁が強制わいせつ容疑で書類送検をしました。
ジャニーズ事務所を退所してからメディアに姿を見せることはなかった山口だが、約1年4か月ぶりに取材に応じました。
8月下旬の午前、同誌の直撃を受けた山口は当初、
「もう一般人なのでお答えできることはありません」と話すに留めていました。
しかし、記者の話がTOKIOの現状に及ぶと、ゆっくりと話し始めたといいます。
山口が重い口を開いたのには理由がありました。
TOKIOは山口脱退後、音楽活動を実質休止しています。
1994年のデビューから24年連続で出演していたNHK紅白歌合戦も、昨年は出ておらず、ボーカルの長瀬智也(40才)が、
「山口のベースがなければ、TOKIOの音は出せない」と主張していることが理由だと囁かれています。
さらに8月に入って、一部でTOKIOの解散報道も出ており、そうした状況を記者から聞いていくうちに、山口はTOKIOに対する思いから、事件のこと、病気や現在の状況について説明し始めたといいます。
山口がもっとも多くを語ったのは、やはりTOKIOについてでした。
取材の途中、涙で声をつまらせたり、嗚咽で聞き取れないシーンもあり、
「音楽ができなくて苦しむTOKIOは見たくない。その原因は私にありますが、だからこそ、TOKIOには歌ってほしい、と言いたい」と苦しい胸の内を吐露する場面も見られたといいます。
また、山口の告白はジャニー喜多川さん(享年87)にも及び、
この7月に亡くなったジャニーさんに対し、山口は「私をオーディションで拾ってくれたのは、あり得ないことでした。面接でジャニーさんが言った言葉はいまだに鮮明に覚えています」と明かしました。
各局メディアでも報道があるように、9月4日にはジャニーさんの「お別れの会」が開かれることが明らかになっています。
その案内状は、山口のもとにも届いているようです。
芸能界の復帰も望んでいるとのことですが、山口はどんな想いで今を生きているのでしょうかーー
ネット上からはこんな意見が寄せられています。
「批判を覚悟でいいますがやはりTOKIOも鉄腕DASHも山口さんがいなければありえない。ここにもジャニーさんが考えた天才的なチーム構成があると思う。やってしまったことがひどすぎるので復帰は無理かもしれないですがどうしても山口さんが復帰したTOKIOのコンサートや鉄腕DASHが見てみたいと思う自分もいるんだよなあ。」
「テレビ画面ではなくても、生きていける場所があるといいですね。」
「本当にTOKIOが大切だからこそメディアの前で話してファンやその他の人に想いを伝えるのでは?TOKIOへの愛やメンバーひとりひとりやファンへの想いがひしひしと伝わってきてます。復帰は難しいだろうけど、TOKIOも前を向いて紅白とか色々なメディアに出演して欲しいです。応援してます。」