タレント山田邦子さん(58)が、事務所への対応について自身のブログで言及していることから、不仲説が浮上し、事務所を独立するのではとネット上で注目を浴びています。ところが、先日21日に都内で行われた芸能生活40周年記念公演「山田邦子の門」(紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA)の上演発表に出席した際に、記者からそのことについて質問されると、山田さんは「ない」とはっきり否定しました。
太田プロの古株、山田邦子が事務所改革!?
騒動となっているブログの内容とは、先月29日に更新された「39年所属しておりました太田プロダクションの事務所スタッフには誰ひとりも観てもらえなかったことがとても残念でした この事は新しい令和の年に向けいろいろ整理が付く、出来事にもなりました。残念です この事は新しい令和の年に向けいろいろ整理が付く、出来事にもなりました」と所属事務所に対する不信感をつづったもの。
山田さんは、先月27日,28日に歌舞伎座で行われた「長唄杵勝会」で名取・杵屋勝之邦を襲名しましたが、山田さんにとって芸能生活40周年という特別な公演だったにも関わらず、太田プロのスタッフどころかマネージャーも立ち会っていなかったそうです。
騒動後初の公の場で、報道陣から囲み取材を受けた山田さんは、事務所との関係について聞かれると「話し合っている最中で、良いようにやってくれるということなんですけど」と答え、続けて「マネジャーも年とっちゃって、若返りもしなければいけないし。社長と話し合っているところです」と報告しました。
また、今回の騒動がネット上でも話題となっている件に関して「(事務所の後輩の)有吉(弘行)が悪いのよ。ラジオで事務所を辞めるとか言って。そう言うこと言うからね」と苦笑いしながらも”事が大きくなったのはあいつのせい”といった表情を見せていました。
また、事務所独立の可能性については「ないです。とりあえず、この舞台を成功させることです」と完全否定しています。
また、今回の舞台は、芸能生活40周年を記念して付き合いのあるプロデューサーが企画したもの。これについては、「うれしいですね。自分の名前の入った舞台をやらせてもらえるのも幸せです」と山田さんは笑顔で語りました。
山田邦子をイジった有吉もタジタジ!?
山田さんに「有吉のせい」と言われてしまった、お笑い芸人の有吉弘行さん(44)が、ラジオで”イジる”に至った経緯とは…
①4月29日 山田さんがブログで所属事務所への思いをつづる
②5月5日 有吉さんがラジオ番組で「(事務所)やめるな」と発言
③同9日 女性週刊誌が事務所との関係悪化を報道
④同12日 有吉さんがラジオ番組で「いわゆる五月病ですかね。だからあんまり気にしないようにね」とフォロー
以上のような流れで、有吉さんは所属事務所の先輩である山田さんが退所をほのめかすような発言をしたことを受け、「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」 (ジャパンエフエムネットワーク)で「辞めるな。悲しいなぁ。今まで有難うございました」とネタにしていました。しかし、想像以上に騒ぎが大きくなっていることを受け、12日の同放送では「いわゆる5月病ですかね。だからあんまり気にしないようにね」と慌ててフォローしたようです。
さらに、「我々は完全に邦子派ですから。鶴太郎派だと思われたら困る」と山田さんへアピール。22日から上演されている山田さんの舞台にはスケジュールの都合で観には行けないとしつつも「絶対にお花を出します!」と宣言し、「だから許してください」とこれまでイジったことについて謝罪しました。
山田さんは80年代に「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)などで大ブレークし、女性芸人の立場を築き上げた先駆者の1人でもあります。そんな山田さんが、これから事務所との話し合いを重ねることで、太田プロダクション内でも不満を抱いている所属タレントの”救世主”となるかもしれません。