若い女性を中心にトップクラスの人気を集める山田涼介さんですが、実は華々しいイメージとは裏腹に難病と闘う妹がいたということをご存知でしょうか。これは山田涼介さん自身がとある取材で告白したことなので間違いない話で、何と妹さんは日本でも10人しか確認されていないほどの難病に苦しめられているそうです。
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山田涼介さんには、お父さんとお母さん、それにお姉さんと妹さんがいます。毎年恒例の24時間放送のテレビ番組の中で難病と闘う男性のドラマが取り上げられたのですが、それに関係して自分にも難病に苦しめられている妹がいることを山田さんが告白したのです。山田さんはこのドラマの中で難病になる男性の役を務めていたのですが、ドラマの設定が自分の家族と非常に似ていることに思うところがあったのでしょう。アイドルという華々しいイメージとはかけ離れた深刻な話だったため、当初はすぐに信じられないというファンも多かったのですが、これは紛れもない事実です。妹さんは幼稚園から高校生になるまでずっと難病に苦しめられ、頑張って闘っていたのです。
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現在では幸いにも病気を克服している妹さんですが、日本でも10人しかいないと聞けばどんな病気だったのか気になります。具体的な病名に付いて山田さんが語ることはありませんでしたが、もし病名まで行ってしまえば本人が特定されたり、差別されたりするかもという心配があったのでしょう。家族思いなエピソードが山のようにある山田さんですから、そのように配慮して病名の公表を控えたとしても何ら不思議ではありません。
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もともと山田涼介さんは妹の事を非常に可愛がっていることでも有名で、妹さんに恋人ができた時にはデート用のオシャレな服までプレゼントしたほどです。その恋人から振られてしまった時には、アイドルとして多忙な毎日を過ごしているにも関わらず、親身に悲しむ妹の話を聞いてあげたこともあるそうです。出演したテレビ番組やドラマなどに対して家族や友人、マネージャーや先輩などいろいろな人が感想を言ったりアドバイスをしてくれるのですが、その中でも妹さんから言われる言葉やダメ出しが一番心にグサッと刺さるとも言っていました。妹さんとは年齢が1歳しか変わらず、普通は年齢が近い男女の家族となると仲が悪くなりがちなのですが、このように仲が良いのは驚きですね。お互いに大切に思っているのが伝わり、羨ましい限りです。
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病名がどうしても気になるという人のために、日本ではほとんど見られない、非常に珍しい病気をいくつかピックアップしてみました。1つ目は亜急性硬化性全脳炎という病気で、英語での病名の頭文字からSSPEと呼ばれることもあります。麻疹ウイルスによって非常にゆっくりと進行する脳炎の一種で、感染してから5年から10年ほどの潜伏期間を経て発病します。発病後も数年をかけて神経症状が進行し、完治させる治療法もなく予後も悪い難病です。
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2つ目は、拘束型心筋症という心臓の病気です。これは心臓の働きに目立った不具合がないにも関わらず、心臓が硬化して拡張しにくくなるため心不全の症状を現してしまう病気です。原因がハッキリしないため根本的な治療が難しく、症例数も少ないので研究もなかなか進みません。もちろん山田涼介さんの妹さんがこれらの病気だと決まっているわけではありませんが、可能性としては考えられます。世の中にはこれ以外にも様々な難病があり、意外な人が苦しめられているかもしれないことを忘れずにいたいものですね。今のところ山田涼介さんの妹さんの病状は落ち着いているようなので、何とかこのまま元気に過ごし、家族で仲良く生活してもらいたいものです。