タレントの薬丸裕英さん(54)が6月25日、フジテレビ系「バイキング」に出演。
同番組ではジャニーズ事務所を退所した手越祐也さんの電撃記者会見で語られた内容について特集されていたのですが、手越さんの「コロナウイルスをうつされても面倒臭いので」と放った一言に、薬丸さんが手越さんを痛烈批判する一幕がありました。
同日、番組で手越さんの会見について出演者らが激論を交わすなか、薬丸さんは、
「まず115分、一人でしゃべったっていうのは凄いな。これはもう一つの才能だと思う」と述べたものの、前向きなコメントはここまで。
薬丸のさんの目は静かながらも怒りに満ちた様子で、「スイッチが入ったワードがあって、それからは平常心で見られなかった」とコメントしていました。
そのワードというのは、手越さんが緊急事態宣言中に銀座で女性を伴う会食をしたことについての説明で、
手越さんが「ある意味、コロナウイルスをうつされても面倒くさいので」と語った際、
薬丸さんは、「このワードを聞いた時に許せなかったですね」と顔を硬直。
「コロナって、かかりたくてかかるわけじゃない。亡くなった人もいて。そのご家族がいて。そういう人たちたちがこの映像を見たらどう思うのかな」
「僕はコロナで身近な大切な人を無くしているので。許せない思いが先走っちゃった」と続け、怒りを滲ませたのでした。
薬丸さんは長年「はなまるマーケット」で共演した女優の岡江久美子さんが新型コロナ感染で4月に亡くなり、悲しい別れを経験しているだけに、この「うつされても面倒」という手越さんの言葉はどうしても許せなかったのでしょうね。
終始、落ち着きを見せながらも怒りがこみあげてくる様子を見せる薬丸さんは、
「世の中、うつさない、うつされないという思いで自粛、医療崩壊を起こさないと。それを医療従事者の方と銀座と女性とって、意味が分からない。そっからは怒りしかなかった」と、痛烈な批判をしたのでした。
手越さんは100分以上に及ぶ記者会見で、自身の考えや心境をファンらに向けて正直に語っていたと思います。
一方で、確かに配慮が足りない言葉もありましたし、これが手越さんなんでしょうけど、家族や知り合いをコロナで亡くした人からすれば怒りしかないのは当然ですし、正直もう少し言葉を選んでほしかったというのが感想ですね。