社会問題化している『痴漢』。
被害者の多くは女性だが、男性も被害に遭うことは珍しくありません。
お笑いコンビ『おぎやはぎ』の矢作兼さんも、芸人デビューする前に痴漢被害に遭った経験があると告白しました。
2018年10月1日、矢作兼さんはバラエティ番組『おぎやはぎの「ブス」テレビ』で当時の生々しい状況を語りました。
20代前半の頃、電車の中で男性から痴漢されたという矢作さん。
さらに、「1日3回(被害に)あったの」と語ってスタジオ中を震撼させました。
また、出演者から「どんな被害にあったのか?」という質問に対して、矢作さんは答えてくれました。
「後ろでね、男性のアレをね、俺のお尻の割れ目に押し付けてくんの。で、俺のポケットに手を入れてこようとすんの」
引用:おぎやはぎの「ブス」テレビ
あまりにも生々しい告白にスタジオは一時騒然となりました。
矢作さんは淡々と語っているものの、当時は恐怖でいっぱいだったようです。
「怖くてひと言も声が出ない」と矢作さんが振り返っていました。
恥ずかしさや恐怖心で痴漢をされている間は「声を上げられない」という、被害者はよく話しています。
矢作さんも痴漢被害に遭ったことで「女性の気持ちが分かった」と語っており、被害者が受ける精神的な苦痛は相当なものであると話しています。
矢作さんの告白は視聴者にも衝撃を与えています。放送終了後、ネット上には様々な声が寄せられました。
「俺も痴漢にあったことがある。その時は恥ずかしいやら、何が起こっているか分からないやらで、いろいろと衝撃的だった。」
「男性だから「力で勝てるだろ」とか「冷静に対処できるだろ」とか思ったら大間違いだからな。」
「男性は痴漢被害にあうし、女性からは痴漢と間違われる可能性もあるしで大変だよ。」
痴漢は誰が被害に遭ってもおかしくない犯罪行為です。
だからこそ、当事者だけの問題ではなく。周りの人たちも含めて「痴漢は許さない」という社会を築けていきたいです。
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