70歳の女性が妊娠し出産したのです。
メキシコに住むこのおばあさんは、数か月前から吐き気やめまいに襲われ悩んでいました。
症状が長く続いたため、おばあさんは妊娠を疑いました。
そこで病院を訪ねたのです。
そして病院で驚くべき診断結果が出たのです!
なんとこのおばあさんは実際に妊娠しており、妊娠6か月の状態だったといいます。
医学的に70歳の妊娠は不可能に近いといわれており、治療した医師も疑いを隠せませんでした。
多くの可能性を考慮し、何度も検査したといいます。
しかし、個人病院でも公立病院でも結果は同じだったのです。
10回以上の超音波検査を行いましたが、すべての医師が妊娠の事実を認めたのでした。
このおばあさんはインタビューに対し、「お腹の子は8人目の子どもです」とし、「子どもたちに妊娠を伝えると高齢であることから心配された」と話しました。
喜びよりも心配の方が大きかったようです。
出産を控えているおばあさんですが、高齢であることから帝王切開での出産が決まっています。
出産予定日は2018年7月18日だといいます。
高齢出産の例はいくつかありますが、現時点での世界記録は66歳です。
2006年12月に双子の男の子を出産した女性が、世界で最も高齢での出産であると記録されています。
このおばあさんが7月に無事、赤ちゃんを出産した場合、世界記録が塗り替えられることになります。
母子ともに健康に出産が終わることを祈るばかりです。
体外受精などにより高齢で妊娠、出産する例がいくつか存在します。
医学が発達し高齢でも比較的安全な出産が可能となりました。
そんな中、高齢出産に対する批判的な意見も存在します。
一度も子宝に恵まれなかった高齢夫婦などが、自身の子どもを望み体外受精などをすることがあります。
それに対し世間では、「また自分勝手な人がエゴで子供を産んだ」「だからどうしてそんな年で子育てしていけると思ってるの」「本当に無責任」などといった意見もあるのです。
高齢で出産した場合、出産自体も危険ではありますが、出産後、育てていくのにも問題が発生します。
子どもが5歳、10歳となることには、両親が70歳を超えてしまう場合もあるのです。
体力的にも経済的にも様々な問題が降りかかることでしょう。
高齢出産した人たちがどのように子育てしていくのか、今後の様子にも注目が集まるでしょう。