女子テニス元世界ランキング1位の大坂なおみさんは今月12日に、自身のSNSを更新しました。その際、妊娠している事実を公表し話題になっています。今月16日に開幕する今季4大大会初戦となる全豪オープンの主催者は、今月8日に大坂選手の欠場を発表しました。その際には、不参加の理由が明らかにされていなかったため、海外メディアは現役引退の臆測を報じるなど不穏なムードが漂っていました。第1子を授かった大坂選手は、今シーズンの休養と来季以降の復帰を明言し“ママさんプレーヤー”として再び世界女王を目指すとしています。
大坂選手は自身のツイッターで「コートに戻るのが待ちきれませんが、2023年のちょっとした最新情報をお伝えします」と綴り、胎児とみられるエコー写真と一緒に日本語と英語のメッセージを添付し、自身が妊娠したことを公表しました。
そのメッセージでは「ここ数年は色々な意味で極めて困難でもあり又楽しくもありました。ここ数ヶ月スポーツから遠のいた事は人生を捧げたこのゲームに新たな愛と感謝をもたらせてくれました」とし「将来に向けて沢山楽しみな事があります。それらの一つには自分の子供が私の試合を見て、『あれが私のママ』と誰かに言うことです(笑)」と書かれていました。
大坂選手は子供の父親については言及していないものの、2019年に交際を公表した米人気ラッパーのコーデーとみられています。昨年には破局説もありましたが、昨年10月にフランス・パリで旅行を楽しむ姿をSNSに投稿しており、順調な交際ぶりをアピールしていました。また、結婚の成否についても言及していません。
もちろん、引退についても否定しています。大坂選手は「2023年私にとって勉強する年となります。来年明けから皆さんに会える事を期待してます。2024年の全豪には出場しますので。永遠に愛しています」とし、出産時期は不明ながらも今シーズンは休養し、来季は年始から復帰することを宣言しています。
また、大坂選手はメッセージの最後に「追記」として「人生において完璧で正しい道なんて無いと思います。ただ良い目的で前進し続けさえすれば自分の道が開けると思っています」と綴り、母親として臨む新たなキャリアへの決意を表明していました。
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