帰宅中の女性の下着を奪った上、けがを負わせたとして、奈良県警奈良西署などは16日、大和高田市吉井、建設作業員加藤規彰容疑者（26）を強盗傷害の疑いで逮捕しました。「女性のはいている下着が欲しかった」と容疑を認めているといいます。
発表では、加藤容疑者は9月7日午後10時55分頃、奈良市学園大和町の路上で、歩いていた女性会社員（22）の背後から男に腰をつかまれて転倒。女性は持っていた折りたたみ傘で男の顔をたたくなど抵抗しましたが、無理やり下着を脱がされて奪われ、男は北へ逃走しました。その際、両膝などに約1日のけがをさせた疑いです。
奈良県警奈良西署が強盗傷害容疑で捜査していました。現場近くまで車で来ており、付近の防犯カメラの映像などから加藤容疑者を特定しました。自宅を捜索しましたが、女性の下着は見つかっておらず、さらに詳しく調べるとのことです。
この事件にネット上ではこのような反応が上がっています。
・逮捕されたらパンツは証拠品としてもちろん持っていくんだよな。履いてたパンツがいろんな人の手に渡るのって嫌だ。
・最近駅前は明るいが、ちょっと歩くと省エネとかエコとかでスーパーやお店の街灯が付いていないので、夜道がとても暗い。防犯ブザーが要りそうですね。
・変質者というのはなんとも理解に苦しむけど、わりと特徴的だから防犯カメラに映ってれば発見できるんじゃないかな。近所の人たちも不安だろう。
・夜道で転ばされパンツ脱がされるとか恐怖。この小太り白髪男のお母さんはこんなことするために苦労して産んで育てたのかな。
・このじぃーさんが死んだら遺品の中に女性もののパンツがあるから遺族は恥ずかしくて業者に遺品整理を頼めないだろうな？
2018年2月25日午前6時ごろ、東京都北区赤羽北の遊歩道で、下着を奪おうと10代の女子高生の腰に背後から抱きついて後ろに引き倒し、女子高生に約２週間の軽傷を負わせた事件が発生していました。女子高生が抵抗したため、下着を奪うことなく逃走していきました。
警視庁は3月20日、強盗致傷容疑で東京都板橋区四葉、運送会社社員、滝瀬妃憂（きゆう）容疑者（20）を逮捕しました。「仕事のストレスがあってやった」と容疑を認めていました。
近隣では2月22日午後9時半ごろにも、板橋区内の路上で10代の女子中学生が同様の手口で下着を奪われる強盗事件があり、志村署と赤羽署、第2機動捜査隊が捜査していました。滝瀬容疑者の車からは女性用の下着が見つかっており、警視庁が余罪も追及しました。