お母さんは、子供のためであれば、自分の手と足が汚れることなんて一切気にしませんでした。
メディアのクアイボーは、体が不自由でも、子どもを育てながら、路上で物乞いする女性の切ない話を伝えました。
中国の首都である北京の街によく姿を現す女性。
彼女には、通る人々の視線を集める理由がありました。
それは、体が不自由だったところです。
どんな状況だったかは分からないが、彼女は両足と両手を失ってしまいました。
しかし、それだけではありません。
なんと、彼女は可愛い赤ちゃんのお母さんでもあるのです!
体が不自由な女性、一体、どのように赤ちゃんを育っていくのでしょうか…
なんと、体が不自由なために、女性はベビーカーを自分の腰に付けて、一生懸命に前に移動しようとしています。
足が不自由な彼女は両足で歩くことができません。
女性は硬い地面から膝を保護するためにクッションを付けているが、両手はどうしようもなく、そのまま地面に触れるしか選択がありませんでした。
おそらく毎日、そのような方法で移動していたのでしょう…
ただでさえ不自由である両手は、地面に触れる度に傷ができてしまい、古い傷とホコリだらけでした。
女性がこれまでに、生きるためにどれくらいの距離を移動してきたのか、そんな両手を見れば分かるほどでした。
しかし、女性は子供の明るくて元気な笑顔のために、自分の両手が汚れることを一切気にしませんでした。
そんな彼女の姿を目撃した通行人たちはベビーカーや、プラスチックのバケツなどを女性に渡し、小さな救いの手を渡してくれました。
これで女性は体が不自由でも、少しは楽に赤ちゃんと一緒に移動することができるようになりました。
プラスチックのバケツは物入れとして使っているようです。
母性愛で精神を支え、一生懸命に生きていこうとする女性の姿が映った写真が公開され、中国の市民たちは大きな衝撃を受けました。
世界には、生活の苦しさが私たちの想像を遥かに超えた人々もいます。
より良い社会を共に築いていくためには、何をしたらいいのでしょうか。
ネットでは、この女性から感じた社会問題に関して心配な声が上がりました。
ネットでは…
「このような人々を無視したら、社会はますます冷たくなるだけだ」
「無視してはいけない、国家と社会が解決すべき問題だ」
「国が注目すべき焦点が間違ってるよ」
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