両腕なしで生まれた当時3歳の少年が有名なチェーンレストランに行ってご飯を食べようとしたが、食べ物が出てくる前に追い出されました。
イギリス日刊メトロはある女性が息子を連れてアメリカのパンケーキチェーン店IHOPで経験した不快な話を伝えました。
アメリカのホットスプリングス(Hot Springs)に住んでいるアレクシス・バンクロフト(Alexis Bancroft)は週末を迎え、息子のウィリアム(William、当時3歳)を連れて、IHOPへ足を運びました。
IHOPに到着したアレクシスはまっすぐにトイレへ向かって息子の足を洗ってからテーブルに座りました。
アレクシスはパンケーキを注文して、美味しい食べ物が食べられると興奮している息子を見て満足げな微笑を浮かべていました。両腕がなく生まれたウィリアムは、テーブルの上に置かれた様々な色のシロップが不思議に思い、足でボトルを触っていました。
その時、店のマネージャーが近づいてきて、「足で触ってはいけません」ときっぱり注意をしました。慌てたアレクシスは「子供の足をきれいに洗いました」と不快感を表わしました。
しかし、マネージャーは「洗っても効果はない」と足が不衛生的という理由でテーブルにあるシロップに触れないように警告しました。
マネージャーの言葉に気分が悪くなったアレクシスは、パンケーキが大好きな息子のために気にしないようにすると決めました。
するとアレクシスは、テーブルの後ろからマネージャーとスタッフが、子供が足でストローを触るなどの声が聞こえてきました。怒ったアレクシスはレストランから出ていきました。
そして、SNSにこの日に体験したエピソードを伝えました。
アレクシスは「明らかに足を洗ってからレストランのテーブルに着席した」、「それでもレストランの店員は何回も指摘をした」、「こそこそと話をする店員の行動にもう我慢できなかった。これは追い出されたようなものだ」と主張しました。
アレクシスの投稿には人々は激怒し、不買運動まで起こしました。
不買運動の議論が起こったせいで店側は声明を通じて「そのマネージャーを解雇した」と説明しました。
また、店側は「我々の店ではどのような種類の差別も容認しない」、「従業員に障害認識改善教育を実施する」と明らかにしました。
このような差別を受けた子供はもちろん母親にも大きな傷となったでしょうね。
「差別をしてはいけない」とても当たり前なのに、どうして…
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