2020年11月24日、元ものまねタレント「おかもとまり」こと、岡本麻里さんがフジテレビ系「バイキングMORE」に出演。同番組の取材に応じ、SNSで自らを誹謗中傷し続けた相手と直接対決し、謝罪を勝ち取ったと報告しました!
女優・広末涼子さんのものまねで人気を博し、音楽プロデューサーとの結婚・離婚を経てクリエーターに転身した岡本麻里さん。
現在、岡本さんは5歳の息子と2人暮らし。今年6月頃からSNSで誹謗中傷を受けるようになったとし、岡本さんが子供に「生まれてこなければよかったのに」などの嘘の情報も広められたといいます。
「本当に不気味」「身近な人なら怖いと、開示請求ではっきりさせようと思ってすぐに動きました」と語り、SNSの運営会社に情報開示請求を行っていました。
「通り魔をされている気持ち。血が相手からしたら見えないけど…」と匿名相手からの攻撃に恐怖を感じていたといい、情報開示が認められると、「ああ、良かった、見えない恐怖と戦わなくていいんだなと」と安心したようです。
その後、相手から岡本さんの弁護士を通じて、示談と謝罪の申し出があったといいます。
しかし、なぜここまでしたのかということを聞かないと、自身の中で解決、納得できないと語り、「紙とかで謝罪されても文字は誰でも書ける。直接聞きたいと思った」と、直接会って謝罪することを条件として伝えたそうです。
都内ホテルのラウンジで実際に対面したところ、相手はおとなしそうな普通の女性。
夫と弁護士に付き添われ、唇をかみながらうつむき、か細い声で謝罪の言葉を繰り返していたといいます。
岡本さんは「実際に会うと声が細い。匿名という仮面をかぶらないと強い発言ができなかったんだと思った」と振り返っていました。
その女性はSNS上に誹謗中傷のためのアカウントを設け「おかもとまりは自分の子供に『お前なんて生まれてこなければよかったのに』と言った」などと、子供や家族に関するウソ情報を掲載。さらには岡本さんの仕事関係者にまで拡散していました。
誹謗中傷した理由について聞いた岡本さんは「自分自身へのゆとりや自信のなさ、相手と比べてしまうと言ったことが要因になると感じた」と語っています。
示談は成立しましたが、示談金の支払いと、二度と誹謗中傷をしないという覚書を求めると女性は強くくちびるをかむ仕草を見せたといいます。
この様子に、「納得していない感じ。本心から反省していない」印象を受けたという岡本さん。
直接対話を終え、岡本さんは自身のYouTubeチャンネル『おかもとまりch』で、誹謗中傷をする人たちに向けて「誹謗中傷をするのは『通り魔』だと思います。」と主張。
続けて「SNSで匿名という仮面を被り、すごく過激な言葉、嘘の情報を書き込むことは犯罪になることもあります」と訴えています。
今回、岡本さんのように情報開示請求を行い、加害者と対面、慰謝料を請求したという前例をつくることは今後の抑止力になることでしょう!