野生爆弾・川島から、「ベッキーさんに憧れて」、2015年に改名した野性爆弾川島さん。2017年現在ではコンスタントに全国ネットや、ローカル番組に出演されています。そんなくっきーさんですが、彼にはどんな才能や特技があるのでしょうか?
2つのバンドを掛け持ち
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スカパー内で放送されている番組「BAZOOKA」内で、バンド結成プロジェクトが発足しました。最初はくっきーさんと、番組のMCでもありドラマーである小薮千豊さんか、レギュラーの中嶋イッキュウさんの3名で始まりましたが、そこにまず元ゴーストライター新垣隆さんが加わり、そこにギターとしてまたゲスの極み乙女の川谷さんが加わりました。凄いバンドですが、くっきーさんは元々ザ・セセラギーズというパンクバンドをしています。他にもこのバンド以前にも「盆地で一位」など色んなバンドをしていたこともあり、お笑いだけじゃない才能の発揮っぷりが伺えますね。
おそらく何名か本気で怒っている「顔真似芸」
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くっきーさんと言えば、その画力でも有名です。昔は似顔絵を書いていましたが、最近では有名人の顔になりきるモノマネをしています。この顔がだれかお分かりになるでしょうか?宮迫さんです。そっくりですよね。ただ宮迫さんは元々の見た目がいいので、それほど悪意は見えません。このコブクロの大きい方の方などは、放送できるかどうかの瀬戸際だと思います。
替え歌
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水曜日のダウンタウンという番組で、くっきーさんは替え歌も披露されました。皆さんが真っ向勝負で歌詞を練る中、くっきーさんは「残酷な天使のテーゼ」の替え歌で、尼さんを借金で取り立てる歌を披露し、最後の歌詞が「仏質屋に入れるわ」という、勝負する気のない歌をつくりました。しかし、くっきーさんは何度もこの替え歌企画に参戦し、女子高生51人の前でアブラを粉砕するセームシュルトの歌を披露しました。
商業コントが作れない野性爆弾くっきー
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2016年の日刊サイゾーのインタビューで、くっきーさんは「商業コント・商業漫才」を作れない苦しみを語っています。なんどかテンポのいい、誰にでもわかるコントなどを作ってみたそうなのですが、自分でやりながら寒気がして、それ以上分かりやすいコントはできなかったそうです。唯一の例外が、もう営業で何十年とやっているコントで、まずはベタに歌ネタから始まり、くっきーさんの下ネタから相方のロッシーと掛け合いが始まります。これが唯一の「分かりやすい笑い」で、本来はテレビに出られるような人ではありません。
くっきーさんが好むワード
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くっきーさんは突拍子もない発想をしているようですが、彼の中には彼のベタが存在します。まず「歯」です。前歯から奥歯まで、あるいは歯を変えて金歯にしてみたり、歯の代わりに麻雀パイを埋め込んでみたり……。他にも、尼さんが好きです。また、これは有名ですが宮川大助・花子さんにも愛情を注いでおり、彼らのグッズを収集しています。彼らへの「好き」は、芸人としての「好き」というより、胃がんを患った花子師匠の胃の形をプリントしたTシャツの存在であったり、いわゆる笑いのノリを分からないところであったり、そういうところ全てを歪んだ形で愛されているそうです。
まとめ
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全速力でしか笑いが取れず、ある種ホリケンさんと通ずるところのある野生爆弾くっきーさん。昔よりは抑えられましたが、目上の方や年上の方、芸歴が上の方への態度の悪さは依然としてあります。しかし、いきなりロケ中にチンパンジーにフンを投げつけられても怒らなくなったり、人間として成長しているのは間違いありません。