小学校で毎年秋頃になると行われるのが、「遠足」でしたよね。
どこの学校、どの学年でも当たり前に行われていたはずの遠足が今、小学校から徐々になくなっているそうです。
一体どうしてなのでしょうか。
遠足の代わりに校外学習
まず遠足がなくなったと聞いて喜ぶのはお弁当を作る役割を担う親御さんたちだと思います。
しかし、遠足がなくなってもお弁当を作らなければいけないことは変わりません。
実は、遠足→校外学習へとシフトチェンジする学校が増加しています。
1、2年生だけが遠足を行う、学校によっては全学年行わないところもあります。
親の負担は減るどころか、普段の学校よりも早い時間に準備しなければならない場合も多いのです。
遠足では大抵山登りや、近くの娯楽施設へ行っていたと思います。
では、校外学習となるとどこへ行くのでしょうか。
校外学習で行く場所は
校外学習で行く場所は、近所のゴミ処理施設、下水道などの施設です。
班になってそれぞれ意見を出しながら、調べ物をしたりします。
そして、校外学習は授業の一環なのでおやつ持参も禁止されている場合が多いそうです。
校外学習のメリット
・地域の生活する上で重要な施設を見学できること
・班ごとに行動することで自分の役割を果たすことを学ぶことができる
・学んだことを発表する場が増える
しかし、これらのメリットがある代わりに
子供たちの好きな学校行事が減り、小学校がより勉強のために行く場所と化しています。
世間の反応は
「伸び盛りな時期に、感性豊かに育つのに役に立つであろう行事がなくなってしまうのは納得いかない」
「自分の時は校外学習も遠足もどっちもあったのに、かわいそうだな」
「小学校の時にやった、おやつは300円までっていうのがお金の計算の練習にも、思い出にもなるのにそれがないのか・・・」
「せめて低学年のうちは勉強から離して楽しむことをメインにやらないと、早いうちから勉強を嫌いになってしまいそう」
「ただでさえ世の中から子供の遊ぶ環境が奪われているのに、さらに奪う形になっているのはかわいそう」
否定的な意見が多く見られました。
まとめ
皆さんはどのように感じましたか?
子供の頃にいった遠足の思い出がある方も少なくないと思いますが、それがなくなっているのは少しかわいそうですよね。
しかし、脱・ゆとりには必須なことなのでしょうか。
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