タレントのビートたけし(73)さんが自身の著書「弔辞」のなかでこれまでの歩みととみに、テレビであまり発言をしなくなった理由を明かしていました。
たけしさんは、昨年で73歳となり、芸歴はなんと47年目。お笑い芸人の大御所としてだけでなく、映画監督”北野武”としても名を馳せ活躍しています。
たけしさんの口癖でもある「バカヤロウ コノヤロウ」のモノマネをする人も多く、昔はコマネチをマネする子どもも多くいました。そんなたけしさんですが、昔と比べるとテレビでの発言が控えめになっていると世間では噂されているようで…
テレビのニュースやワイドショーに、芸人がコメンテーターとして出演することについてたけしさんは、「当たり前の、つまんねえことしか言えないような芸人は、芸人として終わりだなと思う」とつづっています。自身の発言が控えめになってしまったことについては、収録でしゃべっていても、オンエアされるときには「炎上しそうな危険な発言」としてカットばかりされていると明かしていますした。
昔と比べ、現在のテレビ業界は規制が多く、SNSも普及しているため、少しのことで炎上してしまう風潮があります。そのため最近のお笑い芸人には「ちょっと面白いことが言える、感じのいいひと」を求めている傾向があるようです。
他と違う少し過激な発言で人気を誇っていたたけしさんにとって、今のテレビ業界は居心地がよくないのかもしれませんね。