急性骨髄性白血病を発症し、昨年12月に退院して以来徐々に公の場に姿を見せつつある競泳女子の池江璃花子。しかし、いまだ体力の回復が以前のようにはいかないと予想ができるだけに「あまりにもメディアに露出しすぎなのではないか?」と批判の声が集まっているようです。
池江璃花子プロフィール
本名: 池江璃花子
生年月日: 2000年7月4日
出身地: 東京都
身長: 171cm
白血病から復帰後メディアに多く露出している池江璃花子
新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が1年延期となった東京五輪ですが、ちょうど1年後に控えた7月23日の夜に開催された記念イベントに登場したという池江璃花子。新国立競技場にて聖火が灯されたランタンを掲げた彼女のその姿に感動した方もいらっしゃると思われますが、池江璃花子は現在も体力が完全には回復していない様子。
白血病の公表から1年半経過した池江璃花子ですが、抗がん剤治療などを経て、造血幹細胞移植も受け昨年の12月に退院したものの、それから1年も経っていないことからいまだ免疫力も弱まっていることでしょう。それに加え、現在はなんといっても新型コロナウイルスの感染拡大の最中。こんな時期だからこそ安静にしているのがベストだと思うのですが…
「稼働させすぎるのは良くない」と批判の声相次ぐ
今回、池江璃花子にオファーをかけたという人物がソフトバンクの「白戸家」のCMでおなじみのクリエイティブディレクターである佐々木宏とのことですが、五輪にも密接な関わりがある人物とのこと。また、佐々木宏は大手広告代理店である電通の社員でもあります。
電通といえばやはり、以前に当時20代であった女性社員が過労が原因で自らの命を絶ったケースがあるため、いまだそのイメージは拭いきれないところがあるでしょう。佐々木宏は誰よりも池江璃花子の起用を望んでいるようですが、今回メディアに多く出ているのも本人の意思があったとしても、時期が時期であるだけに誰か止めてあげてもいいのでは?と思えてなりませんね。
まとめ
このように、退院後に徐々に表に姿を現している池江璃花子ですが、さらには今度は聖火ランナーに起用するといった報道もあることから、いまあ体力と免疫力が完全には回復していない彼女にとっては酷なことではないでしょうか。本人の意思があるにしても、かつて病気を抱えた方が頑張る姿を見せるというのを単なる美談として捉える風潮は変えるべきではないか、と思いますね。