火傷で苦しんでいる娘のために、お父さんはなんと、自分の皮膚を移植ことに決心したのです。
メディアのサノクは、娘のリジェンのために、自分の右足の皮膚を全部を移植してあげた後、姿を消したお父さんの話を伝えました。
中国の河南省新乡市に住むリジェンは、ガスレンジの爆発によって、全身80%火傷を負いました。
火傷で全身が包帯で包まれたリジェンの姿を見て、普段から娘を大切にしてきたお父さんのリジはとても悲しかったのです。
リジェンは毎晩、火傷で苦しんでいるのにもかかわらず、「私の体は大丈夫だよ。心配しないで。パパ」と、リジを慰めていました。
リジはそんな娘の姿に、こっそり涙を流していました。
そんなある日、リジは、皮膚を移植してくれる人がいない場合、娘は一生火傷の跡を持ったままの姿で生きていかなければならないという医師の言葉を聞きました。
彼は悩んだ結果、自分の足の皮膚を娘に移植することに決めました。
しかし、気になることが一つありました。
優しいリジェンは、自分のためにお父さんが足の皮膚をすべて移植してくれたことが分かったら、悲しむに違いないからです。
リジは、自分が皮膚移植をしたという事実を娘にだけは知らせたくないと思っていました。
そして、足が完全に回復するまで、娘には会わないと自分の中で決めました。
皮膚移植をした後、正常に歩くことができないリジが娘に会えば、自分が皮膚移植をしたという事実が娘に隠し切れない可能性が高かったからです。
何ヶ月もお父さんの姿が見られなかった娘、「お父さんはどこにいるの」と聞き続けていました。
お母さんは、「お父さんは今出張中だよ」と言うしかありませんでした。
それでも意志を固めたリジは、「娘と一緒に痛みを感じてあげたい。娘のためなら何でもすることができる」と伝えました。
リジは娘のために、2千万円に達する皮膚移植手術を受けた状態であり、今後も数回の皮膚移植手術をしなければならないことが分かりました。
田舎の農家出身であるリジにとっては不可能に近い高い金額。
周りは彼を助けるために寄付金を準備していることが分かりました。
ネットでは…
「父親の愛情は母親に負けない!」
「バレないわけがないだろ」
「娘も優しい子だね。かわいそう…」
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