今度友人に誘われてコンサートに行く事になった…しかし、コンサートなんて生まれて初めて。どんな服装で行けばいいのか見当もつかないし、マナーなんてものも知らない…というあなたのために、コンサートのジャンル別で服装を紹介していきます。
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ライブハウスやライブ会場での服装
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どういったアーティストを見に行くかによって服装は大きく違います。しかしクラシック会場やクラブハウスでコンサートをしないという事は、ロック系のアーティストやアイドル系やユニット、歌もののアーティストの確率が高まります。ライブハウスやホールでは、何を着ていけば正解といったルールやマナーなどはなく、自由な服装でコンサートを見に行っても問題ありません。大きめのライブハウスなどでは、そのアーティストに似合うだろうなと思う服装で行ってみてください。
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ライブ会場の場合はスタンディングで見る事が多いので、厚着する場合はロッカーにしまえるような羽織るものを持っていきましょう。仕事帰りならスーツでも仕方ありませんが、シワになる可能性もあるのでスーツは適しません。またライブハウスなどでライブをするアーティストの場合、フロアの熱気が高まる事も少なくなく、喫煙スペースがホールを出てすぐの場所などにあるので、タバコの煙などが蔓延する場所も少なくありません。会場では動きやすさ重視で、汚れてもいいと思える服装を選びましょう。
クラシック会場でのコンサートなどの場合
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こちらも特に指定はありません。クラシック会場でのコンサートの場合、オールスタンディングでコンサートを見ることはマメなので、基本的に座って演奏をみる事が多いです。そのためライブハウスなどとは違って、一張羅を着ても汚れる心配はありません。ライブハウスなどではライブ中に合唱なども起こりますが、クラシック会場でコンサートをするようなアーティストは一音一音の楽器が重なり、ひとつの大きな音となるので、演奏中に客席を煽るような行為はありません。絶対的なマナーとして、クラシックなどは無音というものもひとつの空間として捉えられています。そのため携帯の着信音などがその空間で鳴り響こうものなら、多くの人から冷たい視線を送られるでしょう。
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クラシックコンサートでは服装よりもマナーを重視する事が大切なのです。それでも自分の服装のセンスに自信がない。と思っている人はスーツやドレスを着用してコンサートに行くのもいいでしょう。クラシック奏者の正装はスーツやドレスと相場が決まっていますので、服装で浮く事はありません。
クラブや野外会場の場合は?
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クラブの場合は、女性であればヒールを履いていくことはやめましょう。クラブは基本的にお酒を飲みながらコンサートを見る場所なので、酔っ払った勢いで他人の足を踏むことや、酔っ払ってつまずく恐れもあります。女性であれば胸元が開いている位の露出なら問題ありませんが、露出度が高すぎる服装を着ているとナンパの的となりますので、注意が必要です。野外会場の場合は汚れてもいい服装を必ず着てください。野外会場でコンサートをするという事は大規模なイベントですので、多くの人が野外に押しかけます。どれだけ服装をバッチリ決めても、見渡すかぎりの人の壁でオシャレは見えませんし、砂埃や他のお客さんの汗、天気によっては雨がふる事もあります。野外会場のコンサートに行く場合は、ダサくてもいいので、とにかく汚れても良くて動きやすいものを選びましょう。
まとめ
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コンサートに着ていく服装は、ドレスコードがついていない場合は基本的に自由です。一口にコンサートを言っても沢山のジャンルがあります。ロックやメタル、パンクのコンサートに見に行くからと言って、ビョウベルやライダースジャケットを着ていかないと、コンサート会場に行って浮くなんて事はありません。ただヴィジュアル系コンサートや特殊な環境に限り、私服が浮くという場合はあります。ただしコンサート会場に来ている人はアーティストを見に来ていて、他人の服装なんて興味がないのも事実です。例えばクラシック会場にライダースジャケットでモヒカン頭の人が入ってきたら目立つでしょうが、だからと言ってもそれはその人の個性であって、咎められる必要はまったくないのです。他人の目はあまり気にせず、演奏や歌を披露するアーティストに目を向ける事がコンサートでは1番大切なことです。