人生最後の18時間

米コネチカット州出身のHeather Mosherさん。

彼女は結婚相手のDavidさんと、ダンス教室で出会ったそうです。

交際は順調にすすみ、出会った翌年にDavidさんはHeatherさんにプロポーズする決心をします。

しかし、まさにその日・・・。Heatherさんは乳がんだと医師から告知されたのでした。

結婚式は、1年ほど前からふたりが約束して計画していた日がありました。

しかし、がん細胞が脳に転移するなどHeatherさんの病状が悪化していたこともあり、医師のすすめで予定日より前倒しで式を挙げることになったのです。

愛する家族や親しい友人に囲まれながらの結婚式

結婚式当日、Heatherさんは愛する家族や親しい友人に囲まれながら愛するDavidさんと誓いの言葉を交わしました。

彼女が最後に振り絞った言葉、それがDavidさんへの誓いの言葉だったようです。

この結婚式で、Heatherさんと最も仲が良かった友人のひとりでブライズメイドとして參加していたChristinaさん。

彼女は、「もしかしたらこれが最後かもしれない」と感じ、Heatherさんの写真を撮りました。

集まった参加者全員の前でカメラを向けることは、正直ためらいがあったようですが、それでも写真を撮ったのには理由があったのです。

「きっと、結婚できるまで一生懸命我慢していたと思うんです。それを達成した時、彼女のカラダはきっともう耐えきれなくなってしまったのだと思います」

結婚式の前、Heatherさんに付き添い毎日会話を楽しんでいましたが、式ではほとんど動くことも喋ることもできなくなっていた彼女の姿を見たからだと言います。

ChristinaさんだけではなくHeatherさんの家族も、彼女と「さようなら」をしなければいけない時は近いかもしれない、と悟ったというのです。

Heatherさんは結婚式を行った18時間にあの世へ行ってしまいました。

しかし、最後に愛する人との結婚式を挙げることが出来て幸せだったでしょうね。

もう一度、聞いてみたいと思います。

あなたは人生最後に叶えたい願いとは何でしょうか？

人生はあなたの考える以上に短いものです。

それを今すぐ叶えられるように行動してみましょう。