1990年代に女優として、歌手として、アイドル的な人気を誇っていた裕木奈江さん。一世を風靡したともいえる裕木奈江さんですが、人気絶頂の時に芸能界から姿を消しました。
裕木奈江さんの女優活躍
写真:ここがパンチライン!
裕木奈江さんは、1970年5月12日に神奈川県横浜市で生まれました。映画女優としてデビューした後に、裕木奈江さんが一躍有名になった作品が「北の国から」です。この作品では主人公の恋人役として、ピザ屋のアルバイト店員という役どころでした。主人公との子供を妊娠し、中絶するという難しい役を演じ、一躍有名になりました。
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その後も「北の国から」だけではなく様々な映画やドラマにも出演しました。まずは1993年から2000年に放映された映画「学校」です。この映画は山田洋次監督の映画シリーズです。西田敏行さん演じる夜間中学校の先生と、幅広い年代の生徒たちが様々な問題を乗り越えて立ち上がっていくストーリーで、裕木奈江さんも仲間思いの不良生徒役を演じました。
多方面で活躍する姿も
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そして1993年に放送されたドラマ「ポケベルが鳴らなくて」です。主演の緒形拳さん演じる主人公の友人の父親と不倫をして、家庭を壊してしまうという難しい役を演じました。こちらも北の国からに続いて、難しく衝撃的な役どころだったといえるでしょう。
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そして1995年に放送された映画「日本一短い母への手紙」です。ここでも裕木奈江さんは、母親への複雑な感情を背負う娘の役を演じました。このように女優として難しい役にも体当たりで演じた裕木奈江さんですが、そのほかにも音楽活動やCM、24時間テレビのパーソナリティーなど、多方面で活躍する姿が見られました。
現在はイスでは写真家として活動
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現在ではほとんどその姿を見ることはなくなった裕木奈江さんですが、1999年にはヘアメークアーティストと結婚し、アメリカにわたりました。しかし2009年には離婚してしまい、今現在でも再婚はしていません。現在はスイスで悠々自適の生活を送っているといわれています。スイスでどのような生活を送っているのかというと、スイスでは写真家として活動しています。その腕前は展覧会を開くほどで、カメラも大判カメラと呼ばれる特殊なものを使っています。また女優としても活動していて2016年には映画にも出演しました。
今後の動向が気になる
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今後もトランク一つで生活をしながら創作活動を続けていくということなので、裕木奈江さんの動向にも注目が集まることでしょう。一世を風靡した裕木奈江さんは、いろいろな理由によって芸能界を干されたともいわれていますが、現在ではストレスをためることもなく海外では好きなことを楽しんでいることでしょう。