大原櫻子は2013年映画「カノジョは嘘を愛しすぎている」で華々しくデビュー。新人女優賞を獲得し、劇中曲でも歌手デビューするなど、特に歌のうまさに注目が集まっています。彼女の歌唱力はどこで培われたのでしょうか?徹底分析してまとめてみました
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大原櫻子の経歴
大原櫻子は2013年、彼女が17歳の時に「カノジョは嘘を愛しすぎている」という人気コミックの実写版のヒロイン役に選ばれたことがキッカケでデビューします。
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この時のオーディションで集まった人数はなんと5000人。大原櫻子は見事、この難関のオーディションを勝ち抜き、主演を手にします。更に、初のオーディション合格、初の主演映画で、これまでに俳優経験のない大原は、この作品で新人女優賞を受賞するという快挙を成し遂げます。大原櫻子が主演に抜擢された理由を、映画の監督に聞くと、その抜群の歌唱力だったと答えています。この意見は、監督・音楽プロデュ―サー・原作者の3人が満場一致だったそうです。ちなみに第一次審査のテープが贈られてきた時、監督はすでに大原を主役と考えていたようです。この映画の劇中バンドMUSH&Coのボーカルとして映画の主題歌もこなし、シングル「明日も」をリリースして、大原は女優と歌手を同時にスタートさせたのでした。
大原櫻子の歌唱力
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大原櫻子がデビューしてすぐに商品価値があるプロの歌唱力があったのには、確固とした理由があります。大原は小さいころから、クラッシック音楽を習ってきています。子供の頃みたミュージカル「アニー」にあこがれて、ブロードウェイを目指していたそうで、高校生になった時に、本格的にボイストレーニングを受けるようになりました。初めて買ったCDはアニーのTOMORROW。クラッシックの影響でピアノはお手の物ですが、彼女のライブではギターを弾く姿が目立ちますね。ギターがお得意とおもいきや、実はギターを弾き始めたのは2013年ごろで、デビューが決まってから必死に練習をしたそうです。彼女の元々ある音楽や芸能の才能に、努力が加わって、この歌唱力につながっているのでしょう。昨年発売したばかりのシングル「君を忘れないよ」は映画ちびまるこちゃん・イタリアから来た少年の挿入歌としてすぐに起用され、着実に歌手としてもキャリアも積み上げています。
大原櫻子の芸能界入りは父の影響
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クラッシクピアノを習うお子さんはたくさんいると思いますが、本格的に目的をもって、高校生からボイストレーニングまで行うというのは、かなり稀だと思います。大原櫻子が芸能に長けているは何でしょうか?実は元俳優のお父さんの影響が多分にあるようです。大原のお父さんは劇団経験もあるナレーターの林田尚親さんです。ナレーションでは、ザ!仰天ニュース・行列の出来る法律相談所・人生が変わる1分のいい話などで声で活躍をされている方です。お父さんの林田さんはナレーションをメインに活躍されていますが、舞台の演出や脚本も手掛けるマルチタレントな方です。大原は父の影響を多分に受けて、自分自身から、芸能界に進もうと決心したようです。オーディション応募もお父さんからではなく、お友達に執拗に進められたことがきっかけでした。
まとめ
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大原櫻子が自然に芸能の道に進んだのは、お父さんの大きな影響があったことは否定できませんね。クラッシックを幼少から習っていただけでは、ここまでの歌唱力は身につきませんので、本質に持っている能力が素晴らしいのでしょう。きっとお父さん同様、これからもマルチにタレントを発揮して、大きく活躍されることでしょう。歌手としても女優としても、素晴らしい作品を残していってほしいですね。