先日、第二回のチケットの抽選が終わり、今回も当選結果が話題になりそうな東京オリンピックですが、先日16日、中国メディアの今日頭条は、東京で五輪が開催されるにもかかわらず、「いまいち盛り上がりを見せていない」と疑問視する内容を掲載し、その理由を分析しました。海外の見方はー?
中国メディアが最初にしてきしたのは、東京駅の駅前広場に設置されている五輪開催までの残り時間を示すカウントダウン時計について。おおきな時計なのですが、東京駅ということもあって、付近にそびえ立つビルの間にあるためか「目立たない存在」となってしまっているというもの。
さらに、働くのに忙しい日本人ということもあってか、駅前を歩く日本人たちは特に目を止めることなく通り過ぎ、「まるでお飾り」のように佇んでいる言う悲しい分析・・・。また、「五輪に関する宣伝広告も非常に少ない」という旅行者の意見を紹介し、日本では雰囲気がいまいち盛り上がっていないのではないかと紹介したのです。たしかにですね。
さらにつづけて、その理由について記事は、すでに以前開催経験があるため、2020年の東京五輪は日本にとって2回目の東京五輪であり、「戦争からの復興」という意味合いがあった1回目の東京五輪に比べ、現在の東京はすでに世界有数の大都市として成熟しているうえ、高齢化が要因の一つではとしています。
またG20などの国際会議にも日本人は”盛り上がる”という習慣がないため、「多くの東京人は東京五輪は政府のイベントだと認識し、無関心なのかもしれない」と分析しました。しかし、一方で日本人の国民性を考え、「形式だけの熱烈な歓迎を行わない日本人の控えめな性格」とも分析していました。
これについてネットからは「五輪関連なら実質青天井で予算下りてるように見える、節約してるはずなのに予算はガンガンあがり次々足りない足りないと言いまくってる。挙句…」「いや普通にチケットの倍率すごいぞ。」「始まって、だれかがメダルでも取ったら変わるでしょ」「無駄金使いすぎとか色々あるけど、「それどころじゃない人」が大勢おるんや。」という声が集まっています。