寝汗をかいてしまうと途中で目が覚めてしまったり、朝起きるとシーツやパジャマが汗で濡れていたりしてちょっと気持ち悪いですよね。寝汗の量が多いともしかして病気なのかな…と思う方もいらっしゃると思いますが、心配する必要はありませんよ!今回は毎日寝汗をかいてしまう原因について紹介していきますね。
毎日寝汗をかいてしまう原因って一体何なの?
大きな病気にかかっている可能性あり?
これは極めて稀なケースですが、深刻な病気にかかっている可能性があります。寝ている時に大量の汗を毎日かく場合、不安障害、甲状腺の病気、心臓の病気など、様々な病気が疑われますので、もし、大量の汗の他にも気になる症状がある場合は病院で診てもらいましょう。point 272 | 1
風邪により汗を多くかきやすい
睡眠中の発汗は発熱や病気にかかることを防ぐため、身体を保護するといわれています。風邪やインフルエンザなどが原因で汗を多くかいてしまいますが、一度多くの汗をかくとその後は回復する傾向にあるので、この場合は汗をかいてもちょっと我慢した方がいいかも。
薬の副作用で寝汗をかきやすい?
寝ている際に、発汗作用のある薬もあります。その際は、薬の説明書をよく読み、服用の際には医師に副作用について尋ねてみましょう。特に抗うつ剤、糖尿病の薬などがこれにあてはまります。
寝室の温度が最適水準より高い
寝室の温度が高ければ汗をかきやすいため、寝室の温度を21℃以下に維持するのがベストといわれています。夜に21℃以下というのはちょっと寒いんじゃ…と思う方も多いかもしれませんが、寝室の最適温度は15~19℃だそうです。
睡眠環境が良くない
寝汗をかいてしまう理由は、単に部屋が暑かったり、毛布をたくさんかぶっている可能性があります。またシーツの材質も関係するので、睡眠環境に合う寝具を使用するようにしましょう。何よりも体温は肌に触れているものによって大きく影響を及ぼします。
睡眠時無呼吸症候群
中年女性の場合、肌の熱感と寝汗が眠りを妨害する睡眠時無呼吸症候群が関連している可能性があります。睡眠時無呼吸症候群の症状としていびき、すぐ起きる、不眠症、昼の疲労感、喉の乾燥や痛み、息がつまるような感覚があります。もし、これに当てはまる場合は病院で診察を受けてください。
ストレスで寝汗をかきやすい?
不安やストレスも寝汗を多くかきやすくなる原因に繋がるようです。昼にストレスを多く溜め込んでしまうと、夜になって汗がかきやすくなる傾向があるといいます。悪夢を見た際も寝汗をよくかいてしまいますよね。
寝る前の飲酒
寝る前にアルコールを摂取すると寝汗をかきやすいといわれています。そのため、睡眠を妨害するほどの寝汗をかいてしまうのであれば、寝る前の飲酒を控えましょう。
閉経期には寝汗をかきやすい?
閉経期前後の女性の症状として、睡眠中に汗をかきやすいというものがあるそうです。汗の量は人によって違いますが、慢性的に汗を多くかくのであれば、病院で診察を受けましょう。
ベッドのマットレスに原因がある?
ベッドのマットレスの材質によって、体温が上昇することで寝汗がかきやすい場合もあるそうです。そのため、マットレス選びの際には「ラテックスマットレス」と呼ばれる材質のものを購入するのがベストですが、天然のラテックスが気温に敏感ではないため、おすすめだそうです。