顔にほくろがたくさんできてしまって、コンプレックスになっている人は少なくありません。果たしてなぜほくろは増えてしまい、顔に多くできてしまうのでしょうか?今回は顔にほくろが多い原因についてまとめてみました!
紫外線と細胞が関係している?ほくろができてしまう原因!
ほくろは今までなかった場所に、気付いたらできてしまっています。ストレス・ホルモンバランス・紫外線など多くの原因が重なって、ほくろはできてしまいます。ほくろができた場所や形によって、ほくろが危険を感じてサインを出している場合があります。基本的にほくろは、DNAによって先天的にできてしまうものです。
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皮膚の表皮にできるほくろは、基本的には紫外線によってできてしまいます。「メラノサイト」と呼ばれる細胞が活発に動き出して、メラニン色素を作ってしまいます。メラニン色素は日焼けの元となりますが、大量に作られてしまうと、ほくろができてしまいます。紫外線を多く浴びれば浴びるほど、ほくろは多くなってしまいます。また、肌へ刺激を与えすぎてしまうと、同じようにほくろができてしまいます。皮膚を触ることで、メラノサイトが活発に動き出してしまうことが原因です。
ほくろが多いとがんの原因になるって本当?
昔からほくろが多いとがんになるという噂が流れていますが、ほくろが多くてもがんの可能性は高くなりません。なぜこのような噂が流れているかというと、「メラノーマ」と呼ばれる腫瘍が原因になっています。メラノーマはほくろと似ているため、気付かない人が多いです。しかし、ほくろとメラノーマには違いがあります。
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ほくろは基本的には傷みもなく何も変化は起きません。メラノーマの場合は、少しずつサイズが大きくなっていき、痛みや出血を引き起こしてしまいます。また、色の濃さが違いますし、膨らみながら色がどんどん濃くなっていきます。直径が6ミリを超えているようなほくろがある場合には、メラノーマの可能性が高いので、なるべく早く病院に行くことをおすすめします。
ほくろを増やさないための対策方法!
ほくろは自然と増えてしまうものですが、増える原因がわかったなら対策方法も簡単です。ほくろを増やさないためには、まず紫外線にあたらないように、肌を守ってあげなければなりません。毎日お肌のケアをしてあげて、UV対策をしてあげるだけで、できにくくなります。日焼け止めクリームや長袖、帽子を使って、お肌を紫外線から守ってあげましょう。また、正しい生活リズムにすることも大切なポイントです。
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乱れた生活リズムのままだと、細胞の働きが悪くなってしまいます。睡眠不足や栄養バランスをしっかりと考えて、正しい生活リズムで過ごしていくことが大切です。食生活ではビタミンA・亜鉛を食べて、お肌のターンオーバーをサポートしてあげましょう。特に豚や鶏のレバーは、ビタミンA・亜鉛を効率良く摂取できるので、おすすめの食品となります。
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さらに、身体の新陳代謝を良くするために、運動をすることも大事です。運動をすることで、メラニン色素が身体から排出されるので、ほくろは薄くなっていきます。しっかりと運動をしたら、お風呂に入って、身体の血行を良くしましょう。血行が良くないとターンオーバーは起きにくくなってしまいます。健康的な生活を送ることで、ほくろはできにくくなりますので、ポイントを意識して過ごしてみてくださいね!
まとめ
今回は顔にほくろが多い原因についてまとめてみました!ほくろは様々な原因でできてしまいますが、遺伝・紫外線・生活習慣が大きな原因となっています。遺伝の場合は自然とできてしまいますが、紫外線や生活習慣は、対策を意識することでほくろができにくくなります。
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また、ほくろと似ていますがメラノーマの場合には、悪性腫瘍なのですぐに病院に行くようにしておきましょう。ほくろを少しでも抑えるために、この記事を参考にしてみてくださいね!