凶悪な事件は後を絶ちませんが、その中でも子供が起こした事件は世間に大きな衝撃を与えます。
世間に大きな衝撃を与えた凶悪な事件
少年、少女が起こした凶悪な事件の中でも特に神戸連続児童殺傷事件は世間を大きく騒がせることとなりました。
この事件では2人の子供が死亡、3人の重軽傷者を出しましたが、特に衝撃的だったのが、被害者の頭部が中学校の正門の前に置かれていたこと、さらに声明文も置かれていました。
その声明文は耳まで切り裂かれた被害者の口に挟まれていたという異常な状態で置かれていたことも衝撃的でした。
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その声明文に書かれていた名前が「酒鬼薔薇聖斗」で、その後は酒鬼薔薇事件とも呼ばれるようになりました。
当時のマスコミは30代ぐらいの大人の男性が犯人ではと報道していましたが、実際に逮捕されたのは、14歳の男子中学生ということも大きなショックを与えることとなったのです。
第一の事件が起こった際は女児がハンマーで殴られ、重傷を負いましたが、このときの犯人は学生鞄を所持し、ブレザーを着用していたことから、被害者の父が中学校側に被害者の写真を見せて欲しいと要望したものの、学校側に拒否されたと言われています。point 300 | 1
もしもこの時に写真の開示があれば、その後の事件は防げたかもしれません。
少年の犯行が発覚し、その後は逮捕されました。
再び社会に戻った元少年の現在は?
更生ができたかどうかは別として再び社会に戻った元少年は現在は家庭も持ち、一般人として暮らしているとのことです。
世間がこの事件のことも忘れかけた頃、2015年に32歳となった元少年が「絶歌」と呼ばれる手記を発表し、ホームページも開設されますが、その異常性が何も変わっていないことが発覚し、こちらも世間に大きなショックを与えました。
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現在はそのホームページも閉鎖され、元少年がどのような生活を送っているのか、どこで住んでいるのかも不明のままです。
「絶歌」の出版の前には両親が1999年に「「少年A」この子を産んで・・・」という手記を発表しておりこの時にはかなりの印税が入ったと噂されていますが、それが被害者に支払われることはありませんでした。point 204 | 1
その理由は弟たちの大学の費用がかかるからというものでしたが、実際には豪邸を建てるための費用に使っていたと言われており、両親の異常性にも注目が高まりました。
「酒鬼薔薇聖斗」の異常性がある家族?
まず、父親は多忙であることもあり、元少年とはあまりかかわらず、無関心で斧やナイフを見つけることがあっても気に留めることはなかったと言われています。
そのわりに兄弟が喧嘩したときは、長男である元少年だけを叱りつける、叩くなどの行動もあったとのことです。
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さらに、母親からは厳しくしつけられ、過干渉であったことから元少年はノイローゼ気味になったとも言われています。
さらに、事件を起こす前は動物虐待を行っていたと言われていますが、両親ともそのことに関しても咎めることなく、母親は猫を撃つためのエアガンまで買い与えたとも噂されました。
このほかでも、母親は被害者の遺族に心無い言葉をかけたとも言われていますし、賠償金の支払いについても「毎月2万円支払います」と発言して裁判官から叱責を受けたとも言われています。
ちなみに2万円で支払い続けた場合は500年のローンとなったとのことで、支払うつもりがないとのことでしょうか。
両親に関する噂話はどこまでが真実なのかはわかりませんが、手記の出版からしても普通の家庭環境でなかったことは想像できます。point 388 | 1
家庭環境に問題がなくても、凶悪な事件を起こしてしまう人物はありますが、彼の場合はやはり家庭環境の悪さが事件に少なからず影響しているのではと感じさせられます。
ホームページの閉鎖後は元少年は目立った行動は起こしていませんが、再び凶悪な事件を起こすことなく、静かに暮らしてくれることを願います