結婚式や忘年会に参加する際、余興でダンスをすることもあります。そこで問題になるのが、どのような曲で踊ればいいのかという点です。余興について考えていくためには、結婚式や忘年会にどのような方が参加するのかという点を踏まえておくことも忘れてはいけません。
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結婚式や忘年会で余興をするのは、20代や30代の若い方が中心です。ですが実際にダンスをするのは20代もしくは30代の方だとしても、見ている側が同世代の人間だけとは限りません。職場での忘年会という場合であれば、50代の上司の前で余興を行うというケースも多くあるでしょう。そのため踊る場合には、踊っている側が楽しめるかという点だけではなく、見ている50代などの上司が楽しめるのかという点を考慮するようにしましょう。
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結婚式の場合は、友達同士だけで行う式もありますが、ほとんどの場合は新郎新婦の両親や祖父母も参加しています。そのため50代だけではなく、70代や80代の方まで楽しいと思える余興にすることが大切です。多くの年代の方が楽しめる余興にするためには、どのような点に気をつければいいのでしょうか。そのポイントの1つとなるのが、幅広い世代が知っている楽曲を選ぶということです。人によっては、今年流行した楽曲を使いたいと考える方もいるでしょう。ですが自分たちの世代の中で流行した楽曲というのは、年配の方でも知っているような楽曲なのでしょうか。自分の中では流行した曲であったとしても、実際にはほとんどの世代は知らないということもあります。多くの方が知らない楽曲だと、置いていかれる人が多い余興になってしまうため、注意が必要です。
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結婚式や忘年会に参加している方が楽しめるようにするための楽曲選びでは、最近の曲ではなく、昔の曲を使うのも1つの手です。古い曲で今の若い世代でも知っているような曲であれば、忘年会などの場で踊ったとしても、多くの方に楽しんでもらえる可能性が高くなります。また最近の流行りものをやりたいという場合には、自分以外の世代にも浸透しているものか事前に確認しておきましょう。例えば自分の親など忘年会に参加せず自分とは異なる世代の方に、自分が余興でやりたい楽曲を知っているか質問します。自分とは違う世代にも浸透していることがわかれば、多くの方に楽しんでもらえる可能性が高くなります。
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結婚式や忘年会の余興でダンスをすると聞くと、何らかの楽曲に合わせて踊るというイメージを持つ方が多くいるでしょう。ですが何らかの曲を使うと、曲のイメージが先行してしまい、曲を知らない方が置いていかれる可能性が高いのです。そこで特定の楽曲で踊るのではなく、見ている方が楽しめるようなダンスをするのも1つの手です。
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見ている方が楽しめるダンスの一例が、錯覚ダンスです。錯覚ダンスは、見ている方が「どうなっているの?」と思わず見入ってしまうのがポイントです。振付自体も簡単な足動きが中心のため、ダンスの経験が少ない方でも簡単に覚えられます。ほかにも髭ダンスなど、多くの世代が把握しているジャンルの踊りも存在しています。そのようなダンスであれば、世代に関係なく楽しめる可能性が高いのです。
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結婚式や忘年会の余興というのは、見ている方に楽しんでもらうために行うものです。そのようなものだからこそ、自分が好きな曲を選ぶという形では、独りよがりな余興になってしまうかもしれません。そこで多くの方が知っている楽曲を選ぶ、もしくはダンスのジャンルを変えるなどの方法で、多くの世代が楽しめるように工夫することも大切です。また忙しい仕事の中で準備することになるので、練習時間も考慮して決めるようにしましょう。