新型コロナウイルスの感染防止策として、マスクの着用が推奨されている現在。
7月28日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)では、今もなお問題視されている新型コロナウイルスについて特集し、〝分娩時のマスク着用〟の話題も取り上げていたのですが…
実際に出産を経験した視聴者からは批判の声が相次いでいるようです!!
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、多くの施設の入り口にマスクの着用をお願いする張り紙などを見かけるようになってきましたが、今ネット上で物議を醸すようになっているのが「分娩時のマスク着用」をお願いするポスター…。
これはTwitter上でも大きな波紋を呼ぶこととなり、実際に分娩時にマスクを着用するよう求められたという人たちからは、「朦朧としていきめず悪循環」「酸素が足りなくなってきつかった」などの体験談も寄せられていました。
そして、同番組でもこの話題について触れ、64%の施設が分娩時でもマスクの着用をお願いしていると紹介。
マスクを着用して分娩した女性が番組の取材に応じ、「ただでさえ痛みで息が絶え絶えになる中、まさに死ぬ気で深呼吸していました」と回答しており、かなりの負担になっていることが伺える内容となっていました。
しかし…!!ここまではマスクを外したい妊婦に寄り添うような内容だったもののですが…
番組が取材した〝男性の〟専門家の見解によると、「人体への影響はあるのか?」という項目では、
「(マスクを)着けている時と着けていない時の取り込める酸素濃度は変わらない」と解説。
この見解は、世の出産経験者の感覚とは大きなズレが生じていたのです。
分娩時のマスク着用問題について触れたものの、出産経験のない男性専門家による見解…
やはり視聴者からは批判が殺到してしまう事態となり、
《出産の時にマスクをするとかありえない! 殺す気かよ》
《自分もマスク着用して分娩したけど、途中から呼吸が苦しくてマスクを外した》
《専門家の人は出産を経験してないから、『影響は無い』みたいなことを言えるんでしょ》
《酸素濃度とか関係なく、マスク着用の出産は無理でしょ》
《感染防止が大事なのはわかるけど、もっと別の方法を考えるべき》
などと否定的な声があがってしまう事態となり、物議を醸しているようですね!
感染予防のためには手洗いやマスクの着用などの対策が最も重要となってきた昨今。
しかし、分娩時のマスクは酸欠にもなりやすく実際の声を聞いてみると大変なことが想像できます。
マスク着用分娩経験者の意見を取り入れつつ、ここの課題をどう乗り越えるべきなのか考えていく必要がありそうですね。