■渡辺二郎は元プロボクサー出身
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本名：渡辺二郎
生年月日：1955年3月16日
出身地：岡山県矢掛町
身長：166cm
血液型：B型
職業：元プロボクサー
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元プロボクサーである渡辺二郎のプロフィールをご紹介します。岡山県小田郡矢掛町で生まれ、大阪で育ちました。浪商高校を経て、追手門学院大学文学部英文学科に入学し、卒業しています。高校時代は水泳部、大学時代は日本拳法部で活躍し、拳法では世界選手権で4位という成績を収めています。大学卒業後、渡辺二郎は大阪帝拳ジムにアマチュアとして入門します。大学卒業後、アマチュア時代のボクサーとしての戦績は4戦4勝との結果を残しています。すごい実力者ですね。
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1979年3月27日、渡辺二郎はプロボクサーとしてデビューしました。その年の12月、渡辺二郎は高木信二に1RKO勝ちし、西日本フライ級新人王を獲得しました。1980年2月には小林光二に1RKO勝ちし、全日本フライ級新人王に輝きます。渡辺二郎は華々しいボクサー人生を歩き出しました。まさに天才ボクサーの誕生です。
■渡辺二郎、いよいよ世界へ！
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1982年4月8日、渡辺二郎は2度目の世界王者挑戦で、WBA世界スーパーフライ級王者ラファエル・ペドロサ（パナマ）を15回判定で下し、世界王座を獲得しました。その後も6度の防衛に成功しており、なんとWBCの王座も勝ち取り、4度の防衛に成功しています。世界タイトルマッチ12連勝は、日本では具志堅用高の14連勝に次ぐ輝かしいものでした。
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1986年3月30日、伊丹市スポーツセンターで行われた5度目の防衛戦で、渡辺二郎はヒルベルト・ローマン（メキシコ）に12回判定負けを喫し、世界王座を陥落します。いろんな情報を調査した結果、ローマン戦の敗北後、引退を決意したそうです。その背景には、当時ジムの練習生だった辰吉丈一郎とのスパーリングで、辰吉の才能とセンスを目の当たりにしたことが引退理由に挙げられます。素晴らしく歴史に残る結果を残しての引退発表となりました。
■引退後は解説者やタレントとして活躍したものの…
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好成績を残して引退した渡辺は、引退後は実業家、ボクシング解説者、テレビタレントなど多方面で活躍していました。特に、年に約60本もの講演依頼が全国から殺到し、3,000万円以上の収入があったとも噂されています。すごいですよね。
■渡辺二郎の人生が転落する
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タレントとして活躍していたにもかかわらず、1995年、渡辺二郎は恐喝未遂事件で逮捕されます。融資返済をめぐって債務者に「ワシが本気で殴ったらオマエ死んでしまうぞ」と言って脅し、小切手を騙し取ったものでした。その後も懲りずに、1999年、渡辺二郎は殺人事件で使用された自動小銃の売買に絡み、銃刀法違反で逮捕されました。公判ではタレントの島田紳助が情状証人として出廷しましたが、実刑判決を受け服役することになり、2004年に出所しました。2007年6月、渡辺二郎は知人の暴行事件を隠匿するために、被害者に被害届の提出をさせないよう迫ったとして、証人等威迫罪の疑いで再び逮捕されました。逮捕が重なり芸能界やボクサー界にも衝撃を与えたと思います。
■渡辺二郎は山口組系極心連合会の関係者だった
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さらに2007年6月、渡辺二郎は羽賀研二とともに未公開株詐欺事件で逮捕されます。懲役二年の判決を下されました。この事件は連日ニュースで報道され、世間を騒がせましたね。このとき、渡辺二郎が指定暴力団山口組系極心連合会の関係者であるとニュースで報じられます。
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2012年11月、渡辺二郎は暴力団関係者であることを隠してゴルフ場を利用したとして、詐欺容疑で指定暴力団山口組最高幹部と共に逮捕されました。山口組の関係者だったとは驚きですよね。
■山口組系極心連合会について詳しく
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山口組は神戸に本部がある日本最大の指定暴力団として知られています。分裂騒動を機にニュースなどで名前を耳にした人もいるでしょう。現在、山形、広島、沖縄を除く44の都道府県に系列組織があると言われています。山口組の現在の組長である司忍氏は六代目です。2015年、司組長の出身母体である名古屋の弘道会と、関西の山健組を筆頭とする組織との不和が表面化し、分裂しました。司組長の組織を「六代目山口組」、山建組の井上邦雄組長が新しく設立した組織を「神戸山口組」とし、現在も日本各地で抗争事件が起きていますね。
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山口組には二次団体と呼ばれるいくつかの直系組織があり、極心連合会も二次団体のひとつです。極心連合会の会長は橋本弘文氏で、六代目山口組では若頭の高山氏に次いでNO.3の地位にいるとも言われています。そして極心連合会は山口組系暴力団の中で最も多くの芸能コネクションを持っていると言われています。元タレントの島田紳助さんが芸能界を引退したのも、極心連合会の橋本氏が原因だと言われています。
■現在、渡辺二郎は極心連合会の相談役？
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名ボクサーとして知名度を上げた渡辺二郎はなぜヤクザの道に走ってしまったのでしょうか。その背景には、渡辺二郎は元々喧嘩が強く、関西の不良の間では名前を知らない者はいない存在だったそうです。ヤクザ業界にまで名前が広がるやんちゃだったことも判明しているほどなので相当ですね。さらに渡辺二郎は義理人情に厚い性格なのだとか。そのうえ喧嘩が強いと来たら、まさにその道のための人間だったのかも知れませんね。
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現在の渡辺二郎は山口組系極心連合会の相談役です。ヤクザの道一筋で生きているんですね。
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羽賀研二が逮捕されたことも、島田紳助が芸能界を引退したことも、ヤクザを彼らに紹介したのは渡辺二郎だと言われていますので、彼は暴力団と芸能界の繋ぎ役だったようですね。
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そしてこちらも関係があったのではないかと疑われているのが、元プロ野球選手、清原和博です。名選手の逮捕には衝撃的でしたよね。もっとも記憶に新しい報道なので、清原選手の変わりきってしまった写真の姿に衝撃を覚えた人もいるでしょう。清原に暴力団関係者を紹介したのは元プロボクサーで世界チャンピオンだった人だと警察関係者は言いますが、思い付くのはやはり渡辺二郎しかいません。
■渡辺二郎は清原を脅していた疑惑
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清原が覚醒剤の入手ルートを警察に話さない理由は、「喋ったら子供が大変なことになる」と渡辺二郎に脅迫されているからだという噂があるんです。だから清原は絶対に喋らないのだとか。
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清原と言えば、PL高校時代は桑田と共に甲子園を沸かせたスーパーヒーローでした。桑田と共に5度の甲子園出場を果たし、1年生の夏に優勝、2年生の春と夏は共に準優勝、そして3年生の春はベスト4、3年生の夏は2度目の優勝と輝かしい記録を残しています。そしてドラフト会議では6球団から1位指名を受け、抽選の結果、西武が交渉権を獲得。巨人入りを熱望していた清原でしたが、巨人に指名されたのは桑田でした。
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西部入団以降も好成績を残し、活躍ぶりを見せました。プロでもスーパーヒーローだったはずなんですが、覚醒剤取締法違反で逮捕だなんて寂し過ぎます。2016年2月、覚醒剤剤取締法違反で逮捕された清原は、3月に保釈され、5月31日に懲役2年6ヶ月、執行猶予4年の判決を受けました。
■今後、渡辺二郎は…
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今回は渡辺二郎についてまとめてみました。かつてはとても素晴らしいプロボクサーで世界チャンピオンでしたが、もともとヤクザに名前が広がるくらい喧嘩も強かったということもあり、現在は山口組系極心連合会の相談役という暴力団員になってしまっています。島田紳助や逮捕された羽賀研二、清原選手も繋がっていたことには衝撃的でしたが、今後、渡辺二郎が、自分の世界に誰も引きずり込まないことを願うばかりですね。