「ディアウォール」って知ってますか?
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「片づいているはずなのにどこかすっきりしない…」部屋の中を見まわして、そんな違和感を感じることってありますよね。ごちゃごちゃした印象を払拭するためには、やはり収納を増やして「見せる」と「見せない」を上手く使い分けることが大切です。そんなときに役立つのが「ディアウォール」というアイテムなんです。
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ディアウォールのメリットは、
・クギやビスを使わないので、賃貸でも設置できる
・コストが安くできる
・好きな場所に好きなように棚を作ることができる
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とくに、クギやビスを使わないという点が嬉しいですよね。女性でも簡単に好みの棚が作れます。「ディアウォール」は付属のパッドと2×4材を使用して、クギやビスを使わずに好きなところに棚をDIYできるというもの。現代のリノベーションらしく部屋をアレンジできるというアイテムで、クギやビスを使わないので賃貸でも簡単に使えるのが嬉しいですよね。このように飾り棚として部屋をおしゃれにアレンジできます。あなた好みのインテリア作りを手伝ってくれる「ディアウォール」で、空いているスペースを有効活用してみませんか?
参考にしたい「ディアウォール」
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リビングはディアウォールを活用するのに適した場所です。無骨なコンクリート壁もディアウォールに適した壁といえます。テレビの上のデッドスペースを上手く活用していますね。
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キッチンではスパイスラックも作れちゃいます!賃貸によく見られる「ちょっとした空間」にぴったりな収納ですね。ブルックリンテイストのインテリアにも、ディアウォールはぴったり。使用する木材も好きな色に塗装して使うことができるので、自分好みにアレンジすることが可能です。
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賃貸にあるシューズボックスは意外と小さくて家族が多いと収納が足りないこともありますよね。さらに使いにくいデッドスペースがあることも。そんなときこそディアウォールの出番です!これくらいのスペースで大容量の収納が作れちゃいます。
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かごを壁に掛けて収納したいときにもディアウォールは大活躍してくれます!ディアウォールの木材にかごを取り付ければ、壁に穴を開ける必要もありません。木材がお部屋にナチュラルな印象を与えてくれます。
こんな活用法も・・「間仕切り」
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お部屋の間仕切りにするのもディアウォールの人気の使い方。お部屋を仕切ってくれて、お部屋のいいアクセントにもなってくれます。引っ越しや模様替えのときなど、いらなくなったらすぐに外せるというのも◎
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こちらは間仕切りとカウンターを兼ねたディアウォールの使い方。間仕切りだけじゃ少し寂しいというときは、もう一枚木材を取り付けて、棚としても使えば収納もできて一石二鳥。「間仕切り」兼「棚」で空間を有効活用しています。
ディアウォールの使い方・設置方法
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まずはあらかじめ、設置したい場所の天井高を測っておきましょう。DIYでよく使うスチール製のメジャーを用いると簡単にできます。用意するものはディアウォール本体です。ネット通販やホームセンターで1000円前後で購入できます。天井と床に取り付けるパッドが入っていて、このパッドに2×4材をはめこむだけで柱を作ることができる画期的アイテムです。色はホワイト・ライトブラウン・ダークブラウンと3色展開されているので、インテリアに合わせて使えるのが嬉しいですね。
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中にはこのようなパッドと付属品が入っています。むかって左側が天井側につけるパッドでスプリングが内臓されています、右が床側につけるパッドです。上にある2枚の板はスペーサーと呼ばれる付属品です。床側のパッドに入れて2×4材のぐらつきを調整するアイテムです。
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柱となる2×4木材を用意します。ディアウォールの公式な使い方では、天井高から45mmカットしたものを用意したほうがいいと記載されていますが、実際に使用した方々からは、40mmでカットしたもののほうがしっかりと固定されて安定感が増すという声が多く聞かれています。ちなみに2×4材とは、断面が38mm×89mm(2インチ×4インチ)の木材のことをいいます。ホームセンターやネット通販でも購入できます。
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天井側のパッドにスプリングが入っているので、押し上げながら壁に沿うように設置していきます。あわてず、ゆっくり様子を見ながら設置しましょう。しっかりと押し込むと画像の状態になります。2×4材のぐらつきが気になるときは付属品のスペーサーを下のパッドにはめて調整しましょう。これと同じことをくり返すと2本の柱が完成します。これに棚受けを設置すると簡単に飾り棚が完成します。
おわりに
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ディアウォールを使ったインテリアと設置方法などをご紹介しましたが、いかがでしたか?ディアウォールを設置して、あなたのお部屋のインテリアに適した色に、ペンキで色付けしてみても◎よりおしゃれな空間にしてみましょう。自分のお家に合った使い方で、ディアウォールを楽しんでみてくださいね♪