12月22日に放送される『M-1グランプリ2019』の決勝進出者が12月4日、都内で発表されました。“令和”初となる漫才日本一を決める戦いに、決勝の最有力候補と期待されていたお笑いコンビ・和牛やミキらなどが落選したことことがわかり、ネット上では「まさか和牛敗退。」「ショックすぎる」と驚きの声が上がっています。
『M-1グランプリ』は、プロ・アマ・所属事務所を問わず、2人以上で結成15年以内のコンビが出場可能となっています。8月1日より1回戦がスタートし、エントリー数は過去最多の5040組となるなど、今年は熱い戦いが繰り広げられています。そんな中、昨年まで3年連続準優勝となった和牛が敗退となり、5年ぶりに決勝進出を逃しました。
この発表に、ネット上では「敗者復活戦のコンビがいつもレベル高いけど、そういうことなんだと思う。」「ネタみてないけど、決勝行くのは当たり前と思って余裕みせたんかなぁ。」「敗者復活から勝ち上がるほうが、勢いつくし、もう一回ネタしこんで頑張ってほしいですね。」「ライブビューイングで観ていましたが、和牛ミキ共に危ないかもと思っていたらホントにその通りになりましたね。」などと様々な意見が上がっています。
決勝に進出となったのは、インディアンス、ミルクボーイ、オズワルド、見取り図、かまいたち、ぺこぱ、からし蓮根、ニューヨーク、すゑひろがりずの9組です。見取り図とかまいたち以外の7組が決勝初出場というフレッシュな顔ぶれとなりました。この9組と、当日行われる敗者復活戦を勝ち上がった1組の計10組が賞金1000万円をかけて22日に優勝を目指します。
ネタ順は、昨年から導入されたルール、MCがくじを引き、当たったコンビがその場ですぐにネタを披露しなければならない「笑神籤(えみくじ)」で決定します。また、敗者復活組は「笑神籤」にて敗者復活の札が引かれたタイミングで、ラスト10 組目が発表されることが分かっていて、昨年以上に緊張感あふれる戦いとなりそうです。
同大会の司会を務めるのは、今田耕司さんと上戸彩さんで、決勝の審査員には、オール巨人さん、上沼恵美子さん、サンドウィッチマン・富澤たけしさん、立川志らくさん、ナイツ・塙宣之さん、中川家・礼二さん、松本人志さんという昨年と同じ顔ぶれとなっています。辛口の審査員たちに、決勝に進出したかまいたち のボケ担当の山内健司さんは、会場で「(立川)志らく師匠を外してほしい」と怯えている様子を見せていました。また、かまいたち は今年の出場が最後となります。一体誰が栄光を勝ち取るのか期待が高まります。