タレントのみのもんたさん(76)が、さまざまな質問に答える番組『朝からみのもんた』(読売テレビ)。
10月25日の放送回では、みのさんが運転免許証を自主返納したことを明かしたことを受け、ネット上でも大きな話題を呼んでいます。
同番組は各界の著名人、有名人のさまざまな質問に、みのさんがフリートークで答えるバラエティー番組。
今回はゲストにテリー伊藤さん(70)を迎え、「高齢者ドライバーの免許返納問題についてですが…」と質問されると、その途中に「返納しました」と割って入ってきた自主返納したことを明かしたのでした。
みのさんは昨年の誕生日の免許更新の際、受講した高齢者向け講習会で「あ、僕の運動神経ももうここまでだな、事故を起こしちゃいけないな」と決意したといいます。
講習会の会場に入ると、他の受講者から拍手を浴びたというみのさんですが、信号の色に合わせてアクセルとブレーキを踏み分ける試験をしたところ、どの色のときにどのペダルを踏むのか「足が無茶苦茶になった」そう。
その後も15センチくらいの段差を乗り上げる試験で、ブレーキを踏めず段差を乗り越えてそのまま店に突入。
「あ、私はやめるべきだ。あっさりと。いい勉強でした」と、自主返納することにしたと決意を固めたそうです。車好きとして知られているみのさんは我が子を愛しむような目で語っていましたが、高齢者の事故が目立つ昨今。
返納したくても田舎暮らしだと車が必要など、そういった理由で返納できない高齢者らがいるのも現状です。
みのさんは「とっさの反射神経がはっきり言って鈍いんです。お年を召した方、約半分ぐらいの方は“俺はまだまだ”と言いながら鼻水垂れてるのに気がつかない」と言及。
ズボンのチャックが下がっているのに気付かない人もおり「トイレに行って帰ってくると、ここがみんなびちょびちょに濡れている」などと、年を意識するってのは難しいことをとしみじみ語ったのでした。
車好きが免許を返納するのは勇気いったと思いますが、思い切った決断力に拍手を送りたいですね!
世間から老害などとバッシングされた時期もありましたが、みのさんの決断力が高齢者にもいい影響を与えるようなきっかけとなればですね!