国民的な人気アニメ「ちびまる子ちゃん」で、1990年の放送開始からナレーションを務めてきたキートン山田さんが、来年3月に声優業を引退することを発表しました。
突然の「引退発表」に、ツイッターでは労いの声が寄せられているようです…!!
1990年の放送開始時から「ちびまる子ちゃん」のナレーションを務めてきたキートン山田さん。
キートン山田さんは来年3月28日をもってアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系 日曜18時30分)のナレーションも卒業するということですが、登場キャラクターへの冷静なツッコミや、「~であった」、前後編の際に流れる「後半へ続く」などのせりふが親しまれてきました。
後任は制作スタッフがオーディションなどを行い決定することも明らかになっています。
キートン山田さんが所属する事務所『リマックス』は5日にブログを更新し、「2021年3月末日をもちまして、キートン山田が引退することとなりました。今まで応援してくださった皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。キートン山田の人生は後半へつづく…。」と声優業引退を発表しています。
キートン山田さんも卒業にあたってコメントを寄せ、「スタッフの皆さん、キャストの皆さん、そして『ちびまる子ちゃん』ファンの皆さん、ありがとうございました!!番組はまだまだ『後半へつづく』のである。」などと、コメントを発表しています。
キートン山田さんは高卒後、建設会社勤務をしながら、俳優を目指して劇団にも所属。
退職後に声優デビューをして、優しい人柄で慕われてきました。声優業では、アニメ「ゲッターロボ」の神隼人、「一休さん」の足利義満、「サイボーグ009」の004の声や、テレビ朝日系「ポツンと一軒家」のナレーションなどで活躍してきました。
キートン山田さんの声優業引退は突然の発表となりファンからも驚きの声があがっているようで、
「心温まるナレーションありがとうございました!」「あの名セリフが聞けなくなるのは寂しい…」「この人のあと継ぐのは大変だろうなあ」「後半へ続かず、終わりなんて寂しい」
「あの名セリフが聞けなくなると寂しくなります」「お疲れ様でした 日曜が終わってしまう憂鬱感も半減するまる子ちゃんに厳しめの大好きなナレーションでした」などの声が上がっていました。
キートン山田さんの独特の声によるナレーション、冷静なツッコミも作品の魅力の一つでしたよね。
『ちびまる子ちゃん』は幅広い年代の視聴者に親しまれる国民的アニメとなり、今年放送30周年を迎えたわけですが、まさかの引退発表ということでとても驚かされました。
なぜキートン山田さんが声優業を引退するのかは公表されてはいませんが、またいつかあの独特なナレーションが聴ける日が来るといいですね!