マジで観覧注意です!
最近オーストラリアで発見され、SNSで拡散され気持ち悪いと話題になっている虫がいます。この虫の見た目が、かなりインパクト強い…。虫や、グロ系が苦手な方は見るのを辞めたほうがいいかもしれません…。
いいですか…?警告しましたよ…?見た後、後悔しないように要注意です(笑)
SNSで超話題になってる虫!
いやあああ!この虫の名は『クロスジヒトリ』。英語名は「Creatonotos gangis」です。ちなみに漢字で書くと「黒条灯蛾」!東南アジアやオーストラリアの一部に生息している蛾で、成虫は黒っぽい筋が特徴的な茶色い前翅をもっています。
実は、この虫。新種ではありません!なんなら、日本にも普通に生息しています!九州,西表島,沖縄諸島沖縄本島,石垣島,与那国島…。暖かい地域にいるようですね。パット見は特にキモイわけではなりませんが、実はある行動を起こす時には何ともグロテスクな姿に変身してしまうのですそれは一体…?
メスを呼ぶフェロモン!
普段は、かなり普通な蛾。
しかし今回話題になった姿は、オスがフェロモンを出す姿なんです。オスの腹部の先端にはヘアペンシルという、膨らませると腹部よりも長くなる器官が4本あり、ここからフェロモンを分泌し、繁殖期にはメスをおびき寄せます。
羽を広げた時の大きさは4㎝程ですが、触手を伸ばすとその倍ほどの体長になります。
ちなみに、クロスジヒトリの放つフェロモンはヒドロキシダイナイトと言われ、ピロリジジンアルカロイドが主成分になっていますピロリジジンアルカロイドは肝毒性があり、鳥などの捕食者はこの成分を持っている昆虫は食べないのだそうです。
まとめ
今回、話題になったクロスジヒトリ。先ほど紹介したように、日本でも暖かい地域で見られますので…見たい方は是非!