凶悪犯たち・・・
犯罪はどんなことであれ許しがたいもの・・・。
そんな中、死刑確定の極悪犯や、死刑が決行された極悪犯をまとめました。
死刑囚たちは今・・・
①一家全員死刑判決、北村一家
2004年9月に福岡県大牟田市で発生した強盗殺人死体遺棄事件。
被害者側も被告側も家族単位(被害者側は友人を1名含む)で4人ずつ、被告が家族4名という特異な事例です。
金銭トラブルが原因で連鎖的な殺人、死体遺棄に至ったと推測されているが、未だに真相は解明されていないとのこと・・・。
父親、母親、長男、次男が死刑囚として収監されています。
②元少年3人が死刑
1994年9月28日から10月7日までに3府県で発生した未成年の少年グループによるリンチ殺人事件です。
主犯格らは、強盗殺人・殺人・死体遺棄・強盗致傷・恐喝・逮捕監禁の計6つの罪で起訴された当時未成年の少年3人。
少年らは反省のない態度をみせ、「自分は未成年だから死刑にはならない」「俺の刑はどれくらいなの」と発言したり、被害者遺族に対して笑みを見せるなどしました。
最高裁判所は「11日間という短期間に犯行を重ねており、執拗で残虐。地域社会に与えた影響は大きい」として、上告を棄却し元少年3人に死刑が確定しています。
少年事件で複数の被告の死刑が同時に確定するケースは、最高裁判所が把握している1966年以降初めてとなっています。
③宗教団体オウム真理教の元代表・麻原彰晃こと松本智津夫
宗教団体オウム真理教の元代表、教祖であり、日本の国家転覆を企て、一連の事件による確定死刑囚。
坂本堤弁護士一家殺害事件、松本サリン事件地下鉄サリン事件など凶悪な犯罪を犯しました。
2017年現在東京拘置所に収監されており、死刑がまだ執行されていないのは共犯者の公判が続いている事とされています。
~娘との面会~
3人の娘と面会の際に、スウェットパンツの中から性器を取り出すとオナニーを始めた松本智津夫。
3人の娘たちが沈黙している不自然な空気を感じ取った看守が気付き「やめなさい!」と制止したものの、3回ほど繰り返しました。3人の娘たちは絶句したまま呆然と父の自慰を見つめたまま接見時間の30分が過ぎたようです。この話は事実で、娘の本に記載されています。
~獄中での様子~
現在精神病を患っており・・・風呂に自力で入れず看守等に洗われているそうで、体に付着した大便のせいで風呂場はとんでもないことになるようです。掃除の際は飛び散った大便を長靴で踏んで排水口に流せるほど細かくして流し、クレンザーで殺菌するらしい・・・。
普段はおむつを使用。
④和歌山毒物カレー事件・林眞須美
1998年7月25日夕方に和歌山県和歌山市の園部地区で行われた夏祭りにおいて、提供されたカレーに毒物が混入された事件です。
カレーを食べた67人が腹痛や吐き気などを訴えて病院に搬送され、4人が死亡しました。
2009年以降、死刑囚として大阪拘置所に収監されていて、現在存命中。
しかし、当初から直接証拠がなく、状況証拠の積み重ねだけで有罪とされましたが、不自然な点が多く識者から冤罪を指摘する声も多く上がっています。2009年5月18日には最高裁判所にて死刑が確定したが無実を訴え再審請求中。
事件後、林眞須美被告の自宅の塀に『人殺し』などと大量に落書きされ、ベルリンの壁のような状態になりましたが、自宅そのものは、2000年2月に放火によって全焼し解体され、跡地は公園になっています。point 207 | 1
⑤初の平成生まれの死刑囚・千葉祐太郎
2010年2月10日に宮城県石巻市で少年が元交際相手の少女を巡り、少女の親族・知人3人を殺傷した事件。
2名を殺害、1名を重傷に・・・。
事件当時少年だった被告に対する最高裁の死刑判決は2012年の光市母子殺害事件の元少年以来。
これによりAは初めて平成生まれの死刑囚となり、裁判員裁判で死刑判決が言い渡された少年事件で死刑判決が確定するのも史上初でありました。
⑥小学校1年生の女子児童が誘拐の後に殺害・小児性愛者の小林薫
奈良県奈良市で2004年11月17日、帰宅途中の小学校1年生の女子児童が誘拐の後に殺害・遺棄された、誘拐殺人事件。
容疑者の自宅からは幼児ポルノのビデオ80〜100本や雑誌それに盗んだものと見られる女児の下着や衣類が約80枚、およびダッチワイフが押収されており、小児性愛者でありました。point 245 | 1
2度目の再審請求に向け準備中でしたが、2013年2月21日、大阪拘置所で死刑執行されました。
⑦看護師の知識を活かし犯行・吉田純子
2002年に発覚した福岡久留米看護師連続保険金殺人事件。
吉田・堤・石井・池上による犯行。
4人は看護師で、医学知識を悪用して保険金殺人を企てました。
被害者は吉田の夫と石井の夫。
カリウム製剤や空気注射で殺害し、保険金を受け取っていました。
堤に無期懲役、石井に懲役17年の判決が下り、池上は判決前に子宮ガンにて病死しました。
吉田に死刑判決が下り、2016年3月25日、死刑執行。
戦後の女性死刑囚の執行は、4年ぶり5回目でした。
まとめ
とてつもなく極悪な犯罪をおかした死刑囚たち。
死刑となっても遺族の苦しみは消えることはないですね。